オレを好きになってよ。3【手嶋純太】

You gotta love it 44. ページ45

大丈夫、大丈夫。


純ちゃんが余裕がなくたって、乱暴だって。


あたしは大丈夫‥






って思ってたんだけど。

























「‥っん‥んん"」


「A‥っ」



「〜〜〜ん"ーーん"‥ッ」






な、に、コレ‥ッ？！




思ってたのとぜんっぜん違うし！！！！！






最初の挿 れ る瞬間ほんっと裂けるんじゃねぇか
って思ったし、
最初は優しかった純ちゃんも徐々に理性飛んでる
のか力強いし、ナ カ が痛い‥っ



今にも、「痛い！！！！」って口から出そう。

それも、大声で。





だから、出ないように下唇を噛み締めて、
逃げ場のないこの痛みは
枕やシーツを必死で握って押し殺すのみ。





「‥A、痛い？」




「‥ン"ーン"ッ」



口を開いたら出ちゃうから。


これが精一杯の返事。






「‥じゃあ‥声、きかせて‥っ」






だめ。 できないって‥



ブンブン、と必死に首を振る。




「‥‥力強くしすぎてる‥よな‥悪りぃ‥

痛かったらちゃんと言ってほしい」




目に溜まる涙をソッと拭って頰を撫でてくれた。




「‥ぃ、たい‥」



「ごめん、自分の欲ばっかで‥初めてだし痛いよな‥

優しくしなきゃって分かってんだけど‥

止まんなくて‥‥ホントごめんな」








そう言い、さっきとは違い優しい力で刺激される。





「‥‥っぁ、ん」




その刺激があまりにも良くてつい声が漏れてしまう。






「‥っ、その声可愛すぎだろやべぇって‥！」



「‥ん"！ いた‥っ」



「っわり‥つい‥」




「‥でも‥きもち」



「〜〜〜〜〜〜っ！ お前、オレの気もしらねぇで‥


っあーーーーー！！ くそ！ 余裕ねぇマジ！」




「‥あたしは大丈夫だから、純ちゃんのいいようにして？」



「ーーーッでも、」


「大丈夫、」

静かに首をフルフル、と左右に振る。





確かに慣れて来たけどもまだ少し痛い。


でも、それじゃ純ちゃんが気持ちよくないじゃん？



あたしは大丈夫。

痛いけど、でもそれも良い甘い痛みに変わってく。






「‥わかった‥」




「ねぇ、純ちゃん、



________________愛してるよ」





「‥っ！！ ‥あ、オレもう無理かも‥


_______オレも‥っ、あ‥いして‥る‥ッ‥！！」


















こうして、あたし達は初めて結ばれた。

You gotta love it 45.→←You gotta love it 43.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す