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「大変大変！」
宮田くんが慌てて教室に入ってきた。
「なんだよ、宮田〜」
みんな注目する。
「玉が、階段から落ちた」
うそっ…！
「まじで？！大丈夫なん？」
「藤ヶ谷先生が保健室に担いでったよ。側にいたみたいだから」
先生が、側に、居た？
まさか、まさか…先生が？
慌てて教室を飛び出そうとすると教室の入り口で藤ヶ谷先生にぶつかった。
「広瀬、授業始まるよ」
私の腕を掴んで離さない先生。
「先生っ、離して下さい！」
玉森くんが心配で軽くパニックになる私。
するとみんながいるのに先生が私を抱きしめた。
「広瀬、大丈夫だから、落ち着いて」
「せ、先生…」
離してほしくて暴れるけど、よりぎゅっとされて身動きが取れない。
「…言うこと聞かないと、後で後悔するよ」
耳元で私にだけ聞こえるような小さな声でそう囁く先生。
力が抜けて俯くと、先生が両手で私の頬を包んだ。
「落ち着いた？ほら、席について」
席に戻る途中、岬さん達に「マジふざけんな」って言われた。
さすがのゆりちゃんも冷たい目で私のことを見てる。
きっと私が先生に構ってほしくてこんなことをしてるって思われてるのかな。
「先生に抱きしめられたかっただけじゃないの？ぎゅっとされて落ち着くとか有り得ないし」
「マジキモい。」
「玉森かわいそ〜」
違うのに。
早く授業が終わってほしい。
保健室に駆けつけたい。
玉森くん、無事でいて…。
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ayachoko(プロフ) - あずきさん» あずき様、まだ読んでいて下さって嬉しいです(T^T)実はこの後の展開にかなり迷ってます(>_<)可哀想すぎるかな、とか…(;_;)楽しみにして下さって感謝です！ありがとうございます(*^^*) (2017年4月16日 6時) (
レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - 相変わらずツッコミながら読んでます（笑）わーついに部屋に…！どうなるのでしょう。更新楽しみにしてますね♪ (2017年4月16日 0時) (レス) id: dc6b6c7204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayachoko
| 作成日時：2017年4月10日 18時
