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また玉森くんがおかしくなった。

はあ、めんどくさい。

甘いジュースとかでいいのかな。

「ちょっと待ってて」

立ち上がろうとするけど全く離してくれない。

「Aちゃん行っちゃうと寂しい」

ぎゅってする玉森くん。

か、可愛い…っ

私の目がキラキラしたのに気づいたのかニコッと可愛く笑う玉森くん。

「A先生っ」

せ、先生?

「保育士志望らしいじゃん?だから実践授業」

「あ、う、うん…」

ゆりちゃん、玉森くんに言ったのかな。

「先生、お昼寝タイムだからお話読んで〜♪」

お話?!

「む、昔あるところに…」

「先生、裕太はお話聞いてたら眠たくなりましたっ」

眠くなるの早い(笑)

「じゃあ寝て下さい」

私のベッドに入る玉森くんを慌てて止める。

「ちょっと!」

「…先生怖い〜」

うっ。

仕方ない。

ベッドの布団を捲ってあげる私。

「先生、添い寝してくれないと寝れませ〜ん」

その手には乗らないぞ。

「いいこいいこしてあげますから大丈夫です」

不満げな顔になった玉森くんにいきなり引っ張られて、ベッドにダイブしてしまった。

反転して玉森くんが上になる。

「先生の甘いとこはどこかなぁ♪」

こんな園児いるかっつーの!(怒)

「甘いとこなんかありませんっ!」

暴れるけど玉森くんの手によって両手をベッドに縫いつけられる。

「あるよ、甘いとこ」

急に目つきが変わる玉森くん。

両手が塞がってるからか、ファスナーを口でくわえて下げてくる。

下まで下げたけど頑張っても口じゃ外せないみたいで、フッて笑う私。

「ファスナーは手を使わなきゃ外せないんですよ、裕太くん♪」

ざまあみろ〜(笑)ていうか早く手を離して欲しい。

キョトンとする玉森くん。

少し間があって、ニヤッて笑う玉森くんに固まる私。

中に着ている服の裾を口でくわえて一気に上に捲り上げられた。

「きゃあっ!」

「ピンクだ、可愛いね、Aちゃん♪」

ブラ見られたっ(泣)

「手使わなくても結構色々できるよ?」

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ayachoko(プロフ) - あずきさん» あずき様、まだ読んでいて下さって嬉しいです(T^T)実はこの後の展開にかなり迷ってます(>_<)可哀想すぎるかな、とか…(;_;)楽しみにして下さって感謝です!ありがとうございます(*^^*) (2017年4月16日 6時) (レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - 相変わらずツッコミながら読んでます(笑)わーついに部屋に…!どうなるのでしょう。更新楽しみにしてますね♪ (2017年4月16日 0時) (レス) id: dc6b6c7204 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayachoko | 作成日時:2017年4月10日 18時

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