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「気持ちいい?」

今まで受けたことのないような刺激に身体がおかしくなりそう。

「やっ、あっ、」

「A、答えて」

声が低くなる先生にビクッとする。

下着に差し込まれている先生の手の動きが止まり、足りなかった酸素を求めて息を整える。

「気持ちいいです、もっとして下さいって俺にお願いしてごらん」

そんなこと絶対言いたくない。

ドアがノックされる。

「藤ヶ谷先生?いらっしゃいますか」

第2音楽室は第1音楽室みたいに防音にはなっていないからか、私の口を塞ぐ先生。

この声、真理子先生?

「藤ヶ谷先生?」

ドアをガチャガチャする真理子先生。

「…はい」

私をグランドピアノから降ろして、教卓の下へ隠れさせる先生。身体が震える。

藤ヶ谷先生が開けたのかドアを開く音がした。

「先生、いらっしゃったんですね。北山先生に鍵をもらおうと思ったら藤ヶ谷先生が今第2にいて、ここに鍵を置いてあるって言われたから」

「すみません。」

「何されてたんですか」

「…ピアノを鳴らしてました」

「え?聴こえませんでしたけど…」

「そっと触ってたんで、音が小さかったかもしれないですね。優しく触るとどんな音がするのか気になって」

「そうなんですね。グランドピアノは一番タッチで音色が変わるんですよ。電子やアップライトはグランドピアノには敵わないんです」

「それは触りがいがありますね」

「…私も結構触りがいがありますよ」

えっ!

見えないから今この沈黙の時間に何が起こってるのか全くわからない。

「いい音色が聴かせれると思いますよ」

真理子先生の聞いたことない艶っぽい声にどきどきする私。

「でしょうね、でも、ここ学校なので、また外で聴かせて下さい」

落ち着いた声の藤ヶ谷先生。

「鍵、僕が返しておきますね」

「はい。藤ヶ谷先生、またお休みの日にでも」

「わかりました」

真理子先生は出ていった。

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ayachoko(プロフ) - あずきさん» あずき様、まだ読んでいて下さって嬉しいです(T^T)実はこの後の展開にかなり迷ってます(>_<)可哀想すぎるかな、とか…(;_;)楽しみにして下さって感謝です!ありがとうございます(*^^*) (2017年4月16日 6時) (レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - 相変わらずツッコミながら読んでます(笑)わーついに部屋に…!どうなるのでしょう。更新楽しみにしてますね♪ (2017年4月16日 0時) (レス) id: dc6b6c7204 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayachoko | 作成日時:2017年4月10日 18時

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