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「先に手を出してきたのはアイツの方だよ」

「玉森くんから…?」

「うん。まあ、俺が挑発しちゃったのもあるけど」

先生、何言ったんだろう。

「もし俺が玉森に何かするなら、痕跡とかは残さないよ。捕まってAに会えなくなったら本末転倒だし」

何かするならって…

「先生…」

「けど玉森は結構カッとなりやすいから、心配だよね」

先生の笑顔が怖い。

「俺、アイツのこと結構気に入ってたのにな」

先生の手がスカートの中に当たり前のように入ってくる。

それだけでじわっと涙が浮かんできた。

「あんまり邪魔してくるようなら考えないとね、A」

「なにするんですか…」

「なんだよ(笑)そんなに心配しなくても大丈夫だって。はい、ばんざーい」

制服の裾を捲って、私に両手をあげさせようとする先生。

「先生…ここ、学校、です」

「知ってるよ。俺とAが出逢えた場所だよね」

会話が全く噛み合わない。

結局、先生は制服を脱がさないで床に押し倒された。

「昨日、無理させちゃってごめんな」

妖艶な瞳で私を見下ろす。

私の下腹部に手を添えて撫でる先生に寒気がする。

「…今度はさ、つけないでしよっか」

「…っ!」

慌てて暴れると先生が笑い出す。

「冗談だよ(笑)でもさ…」

顔がグッと近づいてきて、恐怖で動きが止まる私。

「赤ちゃん出来ちゃえば、さすがに玉森も諦めるだろうな」

楽しそうに笑う先生。

私の髪の毛を掬う。

「Aは俺のものだよ」

「せんせ…っ怖い、です」

口に指を入れられる。

「どうして?怖くないよ。こんなに甘やかしてるでしょ。…ほら、指、舐めて」

そう言われても恐怖で何もできない私。

「…何にも出来ないんだな、Aは」

微笑んで指を抜き、その指を舐める先生。

「俺が全部教えてあげるよ」





先生の愛は暗く、重く、そして甘い…

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ayachoko(プロフ) - あずきさん» あずき様、まだ読んでいて下さって嬉しいです(T^T)実はこの後の展開にかなり迷ってます(>_<)可哀想すぎるかな、とか…(;_;)楽しみにして下さって感謝です!ありがとうございます(*^^*) (2017年4月16日 6時) (レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - 相変わらずツッコミながら読んでます(笑)わーついに部屋に…!どうなるのでしょう。更新楽しみにしてますね♪ (2017年4月16日 0時) (レス) id: dc6b6c7204 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayachoko | 作成日時:2017年4月10日 18時

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