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土曜日。

お母さんはお仕事だから、掃除機かけたりお洗濯したりする。

お昼はお母さんが作っておいてくれたご飯を食べた。

ソファに座ってぼ〜っとする私。

明日、どうしよう。

先生のことだから「生理です」って言っても「確認してみようか」とか言いそう。

それで、嘘がバレて更に怖い思いさせられそう。

「…も〜」

なんかいい案ないかな。

ピンポーンってチャイムが鳴った。

モニターを見るとなぜか玉森くん。

「な、何で…」

「遊びに来たよ♪」

とりあえず玄関へ。

「やほ」
 
「やほ、じゃないよ。遊ぶ約束してないし。」

「い〜からい〜から」

勝手に上がり込む玉森くん。

「Aんち、可愛いらしいな」

「…お母さんが、メルヘンな感じが好きなの」

「ふ〜ん、ね、Aの部屋見たいな」

「いや」

「何で?」

だって、部屋片付けてないもん。お掃除したのはリビングだし。

黙ってると勝手に2階へ上がる玉森くん。

「発見〜♪」

ドアにかけられたネームプレートを見てニヤリとする玉森くん。

中に入られてしまった。

慌てて着いてくと、何故か私のパジャマを手にしてる玉森くん。

「やだやだ、やめて!」

奪い取る私。

「Aのパジャマ見ちゃった」

変態め。

「何しに来たの」

「愛しの彼女に会いに来たに決まってんじゃん」

「彼女じゃない」

あ、ヤバイ。玉森くんの不機嫌スイッチが入ったっぽい。

「俺のだし」

ぎゅってされた。

やっぱりちゃんと言わなきゃ。怖くても。

「玉森くん、私ね…」

「だめー。喋るの禁止」

何でよ?!

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ayachoko(プロフ) - あずきさん» あずき様、まだ読んでいて下さって嬉しいです(T^T)実はこの後の展開にかなり迷ってます(>_<)可哀想すぎるかな、とか…(;_;)楽しみにして下さって感謝です!ありがとうございます(*^^*) (2017年4月16日 6時) (レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - 相変わらずツッコミながら読んでます(笑)わーついに部屋に…!どうなるのでしょう。更新楽しみにしてますね♪ (2017年4月16日 0時) (レス) id: dc6b6c7204 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayachoko | 作成日時:2017年4月10日 18時

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