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ヤンデレ親友×藤ヶ谷 太輔 ページ10

「っ、なんだよこれ、外せよっ」

「北山の寝顔、可愛かったなー」

話が通じない。

拘束されて抵抗ができないのをいいことに、藤ヶ谷は俺の身体を無遠慮に弄りだした。

「や、めろっ」

気持ち悪い。

触んな。

そう思っているのに、身体が馬鹿みたいに跳ねる。

「はぁっ、北山、可愛い…」

「やめろってマジで!」

「北山自身のことも壊したい」

恍惚とした表情でそう言う藤ヶ谷が心底恐ろしい。

「すごい主張してるよ、ココ」

俺の意思に反して固くなったソコを撫でる藤ヶ谷。

「ねぇ、どっちがいい?」

「……は?」

「挿れたい?それとも挿れられたい?」

身体がゾワッとした。

「どっちがいいかなぁ……、ふは。まあどっちもやるんだけどねー」

「うあああっ!!」

突然激痛が走る。

藤ヶ谷のモノが俺のナカに入って思いっきり入り込んできた。

「んん、……ふっ、痛い?」

痛いと言ったらやめてくれるんだろうか。

そんなはずはないのに何度も頷く俺。

「あははは、俺もねー、痛い。慣らしてないもんね」

屈辱と激痛に、涙が出てきた。

「え、北山泣いてるの?」

子どもに話しかけるような口調の藤ヶ谷。

「痛いよね、辛いね」

ぎゅっと俺を抱きしめる藤ヶ谷は俺にスリスリと顔を擦り付けた。

顔をあげた藤ヶ谷は、不気味に微笑んだ。

「だーいじょーぶ。これからもっと気持ちよくなるから」

「ひいっ、」






藤ヶ谷に犯された一部始終は動画で撮られていて、それを脅しに俺は何度もアイツにいいように抱かれた。

俺はきっと藤ヶ谷のいいおもちゃなんだ。

飽きたらきっと、解放してくれるはずだ。

そう思ったけど、

「あ、あう、ああっ」

「北山、すごいいい声で啼くようになったね。っ、あー気持ちい……」

「ひぅ、あ」

この快楽に、嵌ってしまうなんて思いもしなかった。

「んあああっ」

「あ、出ちゃったね。先にイクなんて悪い子だなぁ」

「う、ごめ、」

飽きるどころかどんどんエスカレートしていき、

そして俺も、

「あ、藤ヶ谷ぁっ」

こいつのことを、求めるようになってしまった。

藤ヶ谷の首に腕をまわして絡みつく俺。

「ん、良い子」

気持ちに応えれば、優しく甘く俺のことを愛してくれる。

ずっと傍にいてくれて、欲しくてたまらない刺激を与えてくれる。

不幸の元凶のはずの藤ヶ谷が、いつの間にか俺の救いの女神になっていた。








「壊れちゃっても大丈夫だよ。俺がずっと一緒にいてあげるから」




END

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作者名:ayachoko | 作成日時:2023年5月9日 21時

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