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北山side
金曜日だからかいつもより賑わう居酒屋に入り、見渡すと奥に藤ヶ谷の姿を発見。
「悪い、遅くなった」
「いや、俺も今来たとこ」
その割にはテーブルに色々並んでる。恒例の「サービス」か？
向かい合わせに座ると店員がお絞りと水を置いた。
とりあえずビールを頼む。
「で？話って何？」
「お前さ、昨日の昼放課ちょっと顔色悪かったけど、なんかあった？」
「別に」
顔色ひとつ変えない藤ヶ谷。俺の気のせいだったか？
「あとさ、真理子先生と最近どーよ」
「どうって？」
「ん〜、」
何て聞いたらいいのか。
「俺ほんとに真理子先生に興味ないから。悪いな、北山にめんどくさいことさせて。今度きちんと話すから」
「藤ヶ谷さ、まさか広瀬のこと…」
好きなわけ？
つか好きだろ。
こんなに執着するのは広瀬にだけだし。
睨んでくるかと思ってたら意外にも穏やかに微笑む藤ヶ谷。
「うん。好きだよ。卒業したら一緒に暮らす」
「はあ？！」
「…北山、うるさい」
「だ、お前、だってあいつ生徒だし」
「だから卒業したらって言っただろ」
「いやいや、それにあいつ玉森のこと好きじゃん」
「好きじゃないよ。広瀬が好きなのは俺。玉森に流されてるだけだから」
意味がわからない。
気持ちがみえない。
藤ヶ谷も、広瀬も。
俺と玉森は振り回されただけっつーこと？
「…それに俺と付き合えるのなんて彼女だけだよ」
自虐的に笑う藤ヶ谷。
「何言って…お前のこと好きな奴なんてたくさんいるじゃんよ」
「…俺、結構めんどくさい奴なんだ」
しれっと言うあたり、治す気は更々なさそうだな。
「彼女はそんな俺でもすべて受け入れてくれるから」
「それって広瀬に無理させてるんじゃねぇの？」
「…北山はさ、Aの何を知ってるの？」
「藤ヶ谷…」
「もしかして北山も俺とAの邪魔をするつもりとか？」
「生ビールお待たせしました〜」
テーブルにビールが置かれて話が中断された。
「乾杯しようか」
「…そんな気分じゃねぇよ」
「どうしたんだよ(笑)」
藤ヶ谷はいつも通りなのに、俺は何だか落ち着かない。何だろう、この気味悪さは。
「…あいつは、広瀬は、はっきり断れないタイプなんだよ」
「知ってるよ、そんなこと」
「そんなあいつの優しさにつけこんで」
「だから、北山はAの何を知ってるの？憶測で話すのはやめろって」
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ayachoko(プロフ) - ましろさん» えええ？！羨ましすぎる( ；∀；)いいなぁ(T^T)藤北生着替えって何ですかい(笑)参戦、お疲れさまでした！藤ヶ谷さんターン、大人しく待ってます！(笑) (2017年5月14日 23時) (
レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - ayachokoさん» 更新有難うございます(,,> <,,)ああもう藤ヶ谷ゾーンに入ってる私(笑)今日ツアーに行って来たのでその後に読むと愛が倍増です(笑)藤ヶ谷ターン待っていて下さいね！爆 (2017年5月14日 22時) (レス) id: df578ce2f7 (このIDを非表示/違反報告)
ayachoko(プロフ) - ましろさん» ましろさん、ありがとうございます！私は迷わずヤンデレ藤ヶ谷くんを選びます(笑)今日からツアー始まりましたね(*^^*)コメントありがとうございました！CHAIN OF LOVEの藤ヶ谷さんターンを密かに待ってます(笑) (2017年5月13日 14時) (レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - ここまで読み終えました！続きが気になって気になって仕方ないです！玉が好きなのにヤンデレ太輔から離れられない気持ち分かります私！←ｺﾗ。時々笑いながら読んでます^^ F sideも楽しみにしていますね！ (2017年5月13日 8時) (レス) id: df578ce2f7 (このIDを非表示/違反報告)
ayachoko(プロフ) - 確実に私の方が年上ですσ(^_^;)でもなんとなく気がひけちゃうからたまに敬語になるかも…(￣▽￣;) (2017年5月13日 7時) (レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayachoko
| 作成日時：2017年4月28日 17時
