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放課後。
「じゃあAちゃん、また明日ねっ」
「うん。ゆりちゃん部活頑張ってね！」
走っていくゆりちゃん。
「A」
「玉森くん」
「帰ろ」
にこっと笑う玉森くん。
胸がじわっとあたたかくなる。
下駄箱に着くと玉森くんが「ちょっと忘れもんしたわ」って。先に靴に履き替えてると藤ヶ谷先生が来た。
「広瀬、帰るの？」
「は、はい…」
「今日はまっすぐ家に帰れよ」
「え？」
「約束な。守れる？」
「…はい」
「いい子」
「…先生」
「ん？」
「あの、玉森くん、腕痛そうで…」
「うん」
「先生、が、…玉森くんを」
「A」
先生の声が低くなった。
怖くて顔を見れない。
「…何にもわかってないんだね、Aは」
「え…」
「藤ヶ谷先生っ！」
向こうから岬さんが走ってきた。
「先生、見て！私、雑誌に載ったんだよ♪」
ファッション誌を広げる岬さん。うそ、すごい。私も見たいっ！
覗くと街角スナップみたいなページに岬さんが！すごいっ。
「すごい…クラスから芸能人が産まれるかも…」
「はっ？」
えっ？
岬さんが怪訝な顔をしてる。
だって読モからデビューとかあるよね？
「気早すぎだしっ」
岬さん、照れてる？
…きゅん。
女の子の照れてる姿って可愛いっ！
「すごいな、岬」
先生も誉めてる。
「…でも学校としては雑誌に載るのはちょっとまずいかな(笑)あんまり周りに話すなよ」
「うんっ！先生に見せたかっただけだからっ」
笑顔の岬さん。
「先生さよならっ。…広瀬さん、ばいばい」
「あ、ば、はいばい…」
岬さんは行ってしまった。
「せ、先生、岬さん、ばいばいって」
「うん」
微笑む先生。
嬉しい。
「良かったな」
「Aっ！」
玉森くんが来た。
「…何してんの？」
心配そうな玉森くん。
「…気を付けて帰れよ」
「あ、はい。さようなら…」
頭をぽんってして先生は行っちゃった。
「…藤ヶ谷、何だって？」
私の頭をわしゃわしゃってする玉森くん。ひええ、ボサボサになっちゃうっ。
「まっすぐ帰りなさいって」
「なんじゃそりゃ」
「玉森くん、岬さんが私にばいばいって言ってくれた…」
「そうなの？」
「うん…」
にやけてしまう。
「そんな嬉しいんかい」
玉森くんが私の手をとった。
「帰ろ」
手を繋いで帰った。
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ayachoko(プロフ) - ましろさん» えええ？！羨ましすぎる( ；∀；)いいなぁ(T^T)藤北生着替えって何ですかい(笑)参戦、お疲れさまでした！藤ヶ谷さんターン、大人しく待ってます！(笑) (2017年5月14日 23時) (
レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - ayachokoさん» 更新有難うございます(,,> <,,)ああもう藤ヶ谷ゾーンに入ってる私(笑)今日ツアーに行って来たのでその後に読むと愛が倍増です(笑)藤ヶ谷ターン待っていて下さいね！爆 (2017年5月14日 22時) (レス) id: df578ce2f7 (このIDを非表示/違反報告)
ayachoko(プロフ) - ましろさん» ましろさん、ありがとうございます！私は迷わずヤンデレ藤ヶ谷くんを選びます(笑)今日からツアー始まりましたね(*^^*)コメントありがとうございました！CHAIN OF LOVEの藤ヶ谷さんターンを密かに待ってます(笑) (2017年5月13日 14時) (レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - ここまで読み終えました！続きが気になって気になって仕方ないです！玉が好きなのにヤンデレ太輔から離れられない気持ち分かります私！←ｺﾗ。時々笑いながら読んでます^^ F sideも楽しみにしていますね！ (2017年5月13日 8時) (レス) id: df578ce2f7 (このIDを非表示/違反報告)
ayachoko(プロフ) - 確実に私の方が年上ですσ(^_^;)でもなんとなく気がひけちゃうからたまに敬語になるかも…(￣▽￣;) (2017年5月13日 7時) (レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayachoko
| 作成日時：2017年4月28日 17時
