【ハイキュー】可愛くなくて悪かったですねーだ【青葉城西】

第17話 ページ17

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「Aだから、するの。しちゃうの。」



『…ね、もう、むり……はずか、し…』




きっと今、私の顔は真っ赤だろう。

だって、耳元で、いつもよりも低くて色っぽい声で、呼び捨てで、そんなこと言うんだもん。

ほんと、ずるいんだけど…。



国「っ…あのさ、可愛すぎ…顔真っ赤だよ」


『くにみんのせいだもん…。』



及「...ねぇ。」


「『っ...？！？！！』」


及「なに2人だけでいちゃいちゃしてんの、ってかくにみんずるい」


「いずれ俺のものになるんですからいいじゃないですか」


『おい、違うだろ』


及「そうだよ！違うよ！！Aは俺のものになるんだよ？！」


『うんうん、そうそ...ん？いや、すみませんどっちも違います』


国・及「「え？！」」


『いや、えじゃねぇし』



よかった…さっきの雰囲気のままだったら私今頃女神さまと一緒にダンシングしてたよ…

及川さんナイス。



『…ってか、もう12時ですよ？寝ましょ』


及「ん？なに？及川さんと一緒に寝たいって？」


『及川さんもくにみんと一緒に病院行きましょうね』


及「むむっ？”及川さん”？」


『あっ、…徹先輩……でしたね』


及「あーんもうAちゃんかわいすぎぃいぃ」


『はいはい、んじゃ私お風呂入ってるんで、その間に誰がベッドで寝るか決めといてください』


花・松「「ベッド？」」


『うわぁっ、急に出てこないでくださいびっくりします』


花「すまんすまん」


松「んで？ベッドてどゆこと？」


『あ、いや、家、ソファーが大きいのと小さいのとあるんで、そこで3人寝てもらって、私の部屋のベッドで1人、で寝てもらおうかなーって』


国・及・花・松「「「？！！？(ぴくっ」」」


国「(Aさんのいつも寝てるベッド…。)」

及「(Aちゃんの…)」


花「いやまてまてまて、Aはどこで寝るんだ？」


松「それ俺も思ったー」


『あぁ、私なら自分の部屋の床で布団しいて寝ますよ』


花「はぁ？！なんで俺らがソファとかベッドで寝て、女の子のお前は床で寝んだよ」


『・・・女の子。(ぽっ』



久しぶりに女の子扱いされて、少し照れる。



国「え、Aさんかわいい」


及「俺はいつだってAちゃんのこと女の子として接してるよ？！」



うそつけぃ。

まぁ、いいや、私優しいし。許してあげよう。



松「てことで、お前は誰かと2人で自分のベッドに入れ」


『えぇ？！だ、男子と？！一緒に？！』




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