かわいくない ページ30
月永は私の名前を聞いて、目をパチパチさせた。
レオ「…お前、Aristocracykillersの頭の娘か」
知っているのか。
そういえば、真緒が私達は指名手配されていると言っていた。
容姿はわからないが、名前くらいは知られているのだろう。
「…そうだけど」
月永は驚いたようだった。
指名手配犯だから王宮につきだすか？
普通の貴族ならそうするだろう。
…もし、月永もそうするなら、容赦なく切り捨てる。
レオ「…そっかぁ！よし、詳しい話を聞かせてくれよ、俺の家に案内するからさ！」
「…王宮につきださないのか」
レオ「するわけないだろ〜？
確かに見つけ次第、すぐに通報しろなんて言われてるけど俺は国の犬じゃない。
あくまでも、1人の人間のして行動する」
泉「そんなこと言って、油断させるつもりじゃないよねぇ？」
泉の言うことも、最もだ。
私たち海賊は、警戒心が強い。
…海賊だからというよりも、健太郎の件があったから。
あの裏切りを、私は一生忘れない。
月永がここで、下手なことを言うならば、いくら本音だろうと私達は信用しない。
レオ「俺は、そんなことしない。信じろ」
簡潔な言葉。
それは、1番信用できる返答。
泉「…ふぅ〜ん。どうやらバカじゃないみたいだねぇ」
泉が納得した。もちろん私もだった。
凛月「え〜っと、月永、だっけ？俺らはあんたを信用する。
だから、そう身構えないでよ」
…身構える？
凛月に言われて気づいた。
もし、私たちが襲ってきたことを考えたのだろう
月永は刀の柄を握っていた。
「……凛月の言う通り、私達は何も危害は加えない。
…少なくともそちらが手を出して来なければ」
我ながら可愛くない言い方だと思う。
要するに、「安心しろ」と言いたいだけなのに。
だけど、それだけで月永は理解したようだった。
レオ「…俺も変に疑って悪かったな！ついてこい、こっちだ！」
私達は、月永について行った。
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シナモンロール様(プロフ) - まやさん» ありがとうございます！面白くできていたのなら、嬉しい限りですね！更新頑張ります！ (2017年4月5日 18時) (
レス) id: 767371c296 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 面白かったです！ 一気に、今あるお話全部読みきってしまいました(^-^) 続きがとても楽しみです。更新頑張って下さい！ (2017年4月5日 17時) (レス) id: d78b0177e8 (このIDを非表示/違反報告)
シナモンロール様(プロフ) - 愛良さん» ありがとうございます！この作品のコメント初めてだぁぁ！泉がカッコよく見えたなら、とても嬉しいです！テスト勉強が落ち着き次第、更新させてもらいます！ (2017年2月18日 8時) (レス) id: 767371c296 (このIDを非表示/違反報告)
愛良 - 全部見させてもらってます！！あんスタ始めたばかりで全然みなさんみたいに知ってる訳ではないので偉そうに言えませんがとても感動しました！！この作品も泉くんのカッコ良さがすごい伝わってきました！！！続きを楽しみにしてます！！ (2017年2月17日 23時) (レス) id: a2f401b16e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊かるぴす＊ | 作成日時：2017年2月4日 22時
