ひよこ #180 ページ39
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｢ 氷鷹くんは、歌もダンスも特にないんじゃが...固いというか感情表現が苦手なのかの？それも個性といえば個性なんじゃろうが、双子をつけるから揉まれてくるとよい ｣
｢ 任せてよ朔間さん！ ｣
｢ 俺たち結構スパルタですからね〜？ ｣
｢ ああ、よろしく頼む ｣
｢｢ 早速かた〜い！ ｣｣
なんだか面白い組み合わせだな。北斗くんの年下であろうと素直に教授を願えるところは美点なんだろう。そういうところはとても好感がもてる。
｢ 最後に明星くん、お主はアイドルとして十分すぎるほどの能力を持っておる。これが天才というやつなのじゃろう。しかし、それが故に他者との連携が不得手なように思う。
だからお主は薫くんにずっとついておれ。こやつは目を離すとすぐどこかに行ってしまうからの、相手のことを考えて先回りして合わせないとできないのじゃ ｣
｢ えぇ〜、めんどくさ... ｣
｢ このちゃらちゃらしてる先輩？なんかすごく頼りないけどよろしく！ ｣
｢ え、俺すごい言われようじゃない？ ｣
こちらもまた珍しい組み合わせ。うーん、どうなるのか全く想像つかないペアだな。
｢ 役割は各々に言ったな。そうと決まれば、明日から訓練開始じゃ。後はそれぞれに任せる ｣
では解散じゃ、なんて言葉と共に【UNDEAD】や双子は各々好きなことをやり始める。
怒涛の展開に私たちは少し置いていかれて...はっとしたようにその場を後にした。
...なんだか、零の指示が凄くて口を挟めなかったけど...私、プロデューサーなのに何も出来てないな。...いや、演出や衣装作り、やることは沢山ある。
きっと、零もそれを見越して私に役目を与えなかったんだろう。厳しいことを言っていたけれど、零は身内や仲間にはとても優しい人だから。
｢ 私はあんまり力になれないかもしれないけど...頑張ろうね、お互いに!! ｣
｢ うんっ、A先輩が俺らに期待してくれて、朔間先輩に認められたしっ！こんなもんじゃないって見せつけてくるよ！ ｣
｢ ああ。1年の冬、貴女に声をかけてもらえて警戒こそしたが嬉しかった。その判断が間違いでなかったと証明しよう ｣
｢ ったくお前ら、本番にそういう言葉はとっとくもんだろ〜？気が早いって ｣
｢ もう、みんな全部言っちゃって僕言うことないんだけど... ｣
面と向かってそう言われるのは初めてだった。なんだかむず痒くて照れくさかったけれど、私ははにかんで礼を言った。
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ワルツ - 素晴らしい (2020年6月21日 19時) (
レス) id: cb21dd1047 (このIDを非表示/違反報告)
あるみかん(プロフ) - 透さん» ありがとうございます！更新速度ころころ変わりますが、どうぞよろしくお願いします。 (2020年4月14日 18時) (レス) id: 4fe8f05fec (このIDを非表示/違反報告)
透(プロフ) - とっても素晴らしい作品でした！！更新頑張ってください…！待っています(*^^*) (2020年4月3日 2時) (レス) id: a39e9ef544 (このIDを非表示/違反報告)
あるみかん(プロフ) - あんころ餅さん» ありがとうございます！一気読み大変だったと思います、お疲れ様です笑 ご期待に添えるよう頑張ります。 (2020年3月23日 22時) (レス) id: 4fe8f05fec (このIDを非表示/違反報告)
あんころ餅 - こんちには！！ひよこのワルツ最初っからイッキ見してしまいました！！とても面白いでス！！これからの展開にワクワクしてます！！更新大変かもしれないけど頑張って下さい！！他の作品もとても面白いでス！！ (2020年3月23日 15時) (レス) id: cda0ebd32a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるみかん x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=48be83eaada675e79ed496ea5cdf8f4f...
作成日時：2019年8月2日 23時
