ひよこ #35 ページ37
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「 まずは自己紹介から始めよう!! 」
大声で大きい男子の一言で自己紹介タイムに。
最初に青葉くんが手を挙げた。
え、挙手制?
「 2年A組、青葉つむぎです。
クラス委員やってます〜 」
ぱちぱち、と謎の拍手が起こった後、瀬名くんが手を挙げる。
「 2年A組、瀬名泉。今はモデル業休業中。
そこのれおくんと同じユニット 」
「 よっ、セナ〜! 」
「 よっ、泉さ〜ん! 」
「 黙って 」
この2人と仲良いなぁ。
瀬名くんが普通に話してるのって新鮮だ。
「 じゃあ俺も!B組の三毛縞斑だ!
気軽にママと呼んでほしい! 」
ま、ママ...?
私は三毛縞くんでいいかな..。
「 俺はB組の月永レオ!趣味は作曲!
...あっ、インスピレーションが湧いてくる! 」
月永くんはそう言うとノートに音符を書いて
いく。
す、すごい。
「 ......! 」
あの綺麗な子が何かを必死に伝えようとしている。喋れないのかな。
...というかあの子、どこかで見たことあると
思ったら、【Valkyrie】の子だ。
「 なずなさんは諸事情により喋れないから
なぁ!俺が紹介しよう! 」
代わって出てきたのは三毛縞くん。
世話焼きな人だと思った。
「 B組、仁兎なずな!学院頂点のユニットに
所属している! 」
「 ......! 」
ぺこり、と仁兎くんは頭を下げた。
...かわいい。
そして、みんなの視線は私に集まってきた。
そうだ、まだ私だけ自己紹介してないんだ。
少し緊張しながら口を開く。
「 A組の、川崎Aです。
プロデュース科に来て日は浅いけど、よろしくね 」
無難に自己紹介をするとパチパチと拍手。
うーん、照れる。
「 自己紹介終わったとこから、
アスレチック行けよー 」
先生の呼びかけで、私たちはアスレチックに
足を向けた。
「 セナ、アスレチックまで競争しよう! 」
「 はぁ?集団行動乱さないでくれる? 」
「 泉さんは真面目だなあ! 」
「 瀬名くん意外です..! 」
「 三毛縞と青葉は黙って 」
あ、青葉くんもうあの空気に入っていけてる。
すごいコミュ力だ。
「 ...... 」
「 あ、の、仁兎くん 」
「 ? 」
ずっと黙ったままも気まずいので、
仁兎くんに話しかけてみた。
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あるみかん(プロフ) - 優樹菜さん» うわああああ!申し訳ございません、前回他の方にも注意して頂いていたのに…すぐに紅郎に修正いたします! (2017年11月26日 20時) (レス) id: 3df0130dff (このIDを非表示/違反報告)
優樹菜 - #30話で気づいたのですが、鬼龍のしたの名前は、九郎ではなく、紅朗ですよ!(たしか)これからも更新楽しみにしてます! (2017年11月26日 8時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
あるみかん(プロフ) - p−−さん» ありがとうございます!楽しんでいただけてとても嬉しいです!頑張って更新するので、待っててくれると嬉しいです! (2017年11月23日 21時) (レス) id: 3df0130dff (このIDを非表示/違反報告)
たまたま(プロフ) - 初コメ失礼します!とっっっっても面白い!です!笑一気に読んじゃいましたwもう、続きが楽しみすぎてヤバいです!これからも更新頑張ってください*\(^o^)/* (2017年11月23日 20時) (レス) id: 0907e86698 (このIDを非表示/違反報告)
p−−(プロフ) - ですね! (2017年11月6日 21時) (レス) id: 3280412425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*かるぴす* | 作成日時:2017年8月24日 11時