速報！プロデュース科の問題児が全力疾走中！５

問題児の思考回路は単純 ページ48

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夢ノ咲の生徒が多く集まるカフェにて。



「_________っていうわけだから、よろしく！」

「いやまって話についていけない」





ショッピングモールでの出来事をスバルとホッケーに説明すると、混乱した様子で。

だよね、私もいまだによくわかってない！




「Aを欲しがるなんて、【Eden】のリーダーは物好きだな」

「ほんとそうだよね〜」

「ホッケー、真、どういう意味かな？？」




物好きってなに！

私はいつでも魅力溢れるプリティーガールだよ！




「っていうか、Aお気楽じゃない？
俺ら負けたら【Eden】のプロデューサーになるんだよ？それでいーの？」


スバルが頬杖をつきながら私に目をやる。




「そりゃね！だって、私たちの____」


「__【Tricstar】が負けるわけない、だろ？」




言おうとしたセリフが、横から飛んできた。

そこには、今まで黙っていた真緒が掌に顎をのっけてこちらを見据えていて。




さっすが、真緒だね！




「そのとーり！！」

「お前、思考回路単純だからな。わかるわ」

「今ちょっと“以心伝心!?”とかっておもったのに！」

「Aと以心伝心なんて、衣更くんが可哀想でしょ」

「よし真、表出ようか」




せっかく良い雰囲気になったのに！

「お前とは一生相棒だぜっ」「ああっ、そうだな☆」みたいな感じになる予定だったのに！




くうう、と1人で悔しがっていたとき、チリン、とベルが鳴った。




「いらっしゃいませ、何名様ですか？」

「四名です！」




…ん？

いま、聞き覚えありすぎる声した気が…




ちらり、と声のした方に目を向けると。





「あっ、ぐっさん！！」

「Aさん！奇遇でありますね！」




昨日会ったばかりの【Eden】が私服姿でいたのだ。





「あ、おひ〜さんとジュンジュン！」

「そのジュンジュンっての、やめてもらえませんかねぇ」



なんか、楽しそうな予感だ！





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