速報！プロデュース科の問題児が全力疾走中！５

問題児は見送る ページ19

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「やあやあ皆の衆！準備はいいかい？」

スバル「おー！！」



真「テンション高っ…」

真緒「あんま大声出すなよ」

ホッケー「ちゃんと髪とかしたか？」



「まともに返事してくれたのスバルしかいないよね！」



ホッケーに至ってはもうツッコまないよ！？


今日はライブ当日！

わくわくして仕方ないね！




日和「『Tricstar』の実力、見せてもらうね！」

「ひよりん先輩！」




ラスボスみたいに出てきたのはひよりん先輩。

そのひよりん先輩の後ろから影が。




ジュン「おひいさん、まだ髪のセット終わってませんけど」

日和「ムードが台無しだね！」

「そうだよジュン、ムード大切！」

ジュン「馬鹿2人は黙っててくれません？」




ぎゃあぎゃあと騒ぐ私たちを、遠目から真緒たちが見て呟いている。




真「もうすぐで本番なのに『Eve』、余裕だね…」

ホッケー「なんでその中に俺たちのリーダーも
いるんだ」

真緒「あいつに至ってはもうほっとこう」

スバル「サリーが見放した!?」




スタッフ「もうそろそろなので準備して下さい」



そう言われて、私たちは立ち上がる。

もちろん『Eve』よりもいいパフォーマンスしてやるっていうのもあるけど。


まずは、このライブを成功させる！





スバル「行ってきまーす！」

「行ってらっしゃーい！」


スバルとぱちん、とハイタッチをする。

ホッケーも便乗するように後に続いた。



ホッケー「行ってくる」

「頑張れ！」




真「人、人人…」

「落ち着いて!?大丈夫よ、いざとなったら私が助けてアゲル♡」

真「あ、大丈夫です」

「ちょっと!?」





真緒「行ってくるわ」

「…うん！」



ふわりと微笑んだ真緒が私の頭を撫でる。





4人が、歓声の元へ飛び込んでいった。








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