１４．スイーツが好きな男女1名とそんなに好きじゃない男1名。 ページ14
潤side
Aは寝た。
お酒は弱ぇんだよな〜...
Aが寝た今、
この空間にはオレと二宮しかいない。
潤「二宮ってさ、パティシエじゃないの？」
和「ニノでいーよ。二宮って長いっしょ。
そーね、パティシエだけど？」
潤「了解、ニノね。
なんでドラマ引き受けたの？」
和「ん〜…俺元々は俳優志望だったのよ。
でもなんか…
初恋の人がさ、甘いもんが好きで。
店出したら、売れたら、
その人が来てくれっかもしんない。
なんて、甘い考え持っちゃって。
それでオレ、そんなにスイーツ好きじゃねぇのに
パティシエになっちゃって。
やっぱ不純な動機で仕事選んだの失敗だったわ...って思ってた時に、
ずっとなりたかった俳優の仕事が来てさ。
そりゃ、受けるよね。」
潤「でも最初は断ったんでしょ？」
和「ん〜...うん。
でも相手がウサちゃんだって知って。
ウサちゃんのことは、モデル時代くらいから
気になってて。
それで、ウサちゃんが相手なら
やらない方が後悔すんじゃねぇかな、
なんて思ったわけ。
受けた動機も不純でヤになった？」
潤「べつに？受けた理由なんか、何だっていい。
ニノ演技なかなかだったし、
何より、気持ちが入ってた。
陽稀になりきってた。
演出家として見ても、100点中70点。
残りの30は慣れだな。」
１５．俳優と演出家、を目指すパティシエ。→←１３．Ｑ,この関係に名前を付けよ。
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作者名：彩瑛 | 作成日時：2018年6月23日 20時
