" 〇される5人は ページ10
回想
景山「ねえ、姫って好きな人いる?」
『いるよ、とっても大好きな人』
景山「誰?」
『言わないよ!
でも、この前告白された』
景山「そっか、いいな。両思いで」
『そういう澪奈は?』
景山「真壁くん。
マネージャーとして
支えてくれているうちにいつの間にか...」
『告ればいいのに』
回想終了
里見「俺は...」
柊「刑事さん、
今僕が語ったのはあくまで理想論です。
でも、現実はそんなに甘くない」
一颯はジャケットの内ポケットから、
拳銃を取り出し、みんなに銃口を向けた。
甲斐「なんで拳銃なんか持ってんだよ!」
郡司《柊!何をするつもりだ!》
柊「言ったはずですよ。
間違えたら5人の命が犠牲になるって!
今から呼ぶ5人は隣の美術室に来い!
それ以外の者は教室から出るな、
出たら命の保証はない!」
里見「待ってくれ!
5人のうちの1人は俺でいい」
里見くん...!
里見「これが正しいことだなんて
思ってねぇ。
でも…これは俺がまいた種だ。
俺は、ここにいる誰よりも
責任を取らなきゃいけねぇ!
償わなきゃいけねぇ!!
早乙女、俺はビンタしてくれて
ありがとう!お陰で目が覚めたよ!」
私は頷く。
柊「いいだろう、残るは4人だ。
瀬尾雄大!堀部瑠奈!
西崎颯馬!結城美咲!」
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作者名:姫さま2代目 | 作成日時:2020年9月6日 21時