映画ー5 ページ18
ゆず「アイカツアイランドの企画会議の話
なんだけど、あっさりユニットのオーディションに
決まったんだけど、はるはる、出たそうな顔
してたんだゾ。だからゆず、咄嗟にゆずも
出たいって言っちゃって、それで2年の幹部S4も
参加になったんだ」
ゆずってそんな気を使える人だっけ?
ゆず「きっとはるはる、ことりんとステージに
立ちたかったんだと思う。最近S4になってから、
はるはる、ことりんと一緒に仕事できなかったから」
確かにそうだった。春美の気持ち、知らなかった。
「私、春美に伝えないと!」
ゆず「うんうん!ゆず手伝うよ!」
「春美のことだから今頃仕事………
(ゆず「オフだよ」)え?」
ゆず「もう少しでユニットオーディションだから
全員オフだゾ」
「てことは………」
ゆず「何処にいるかは検討もつかないゾ」
春美は電話出ないし、とにかく探そう。
ゆめ「小鳥先輩!岬に行ったって目撃者が」
真昼「兄さんたち、岬まで送ってくれるそうです」
「本当か?なら、1年のみんなと
幹部はここに残っててくれ」
ゆり「でも………」
「ここから先は私とゆずで行く」
あこ「私達もお手伝いを」
「もう充分。みんなはオーディションの準備を」
ゆず「じゃーねー」
春美side
マオリ「これだよ!」
見せてもらったのは伝説のドレスだった。
『これ………』
おばあちゃん姉妹「私達のものですよ」
『おばあちゃんがこの島の伝説のアイドル!』
おばあちゃん姉「そんな大袈裟な」
妹「歌を歌ったらたまたまお天道様が出てきただけ」
姉「でもこのドレスは奇跡を起こしてくれる」
妹「アイドルの仕事はみんなに笑顔を届ける事。
けど、まずは自分自身が笑顔にならないとね」
姉「マオリから聞いたわ、お世話になったね」
『いえいえ、私は何も』
妹「この子はずっと暗い子で無口だったんだけど、
貴女に出会ってから楽しそうでね」
姉「貴女の歌を聞いて感動したって。
だからこのドレスを着て欲しいの」
『これを?』
妹「私たちよりも貴女の方がいいわ」
『皆さん、ありがとうございます。
私、最高のステージ見せます』
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作者名:姫さま2代目 x他1人 | 作成日時:2020年12月6日 0時