検索窓
今日:6 hit、昨日:18 hit、合計:5,940 hit

. ページ10

「ここにいる2人だってそう、真壁くんは自分が選手として復帰できなくなった時相手を憎むんじゃなくて

仲間をサポートする道を選んだ。熊沢さんだって、本当はれいちゃんに対して複雑な思いを抱いていたはずだよ。それでも彼女に勝とうと、必死に努力をして負の感情を跳ね返した。




だかられいちゃんを憎むことはしなかった。」




柊「里見、お前はどうだ?逆境を乗り越えようとしたか?

傷ついた悲しみを、明日の活力に変えられなかった。それがお前の弱さだ。」





里「ふざけんじゃねぇよ!2人してうっせーんだよ…知ったような口ききやがって。」





そう言うと里見くんは机を薙ぎ倒し真壁くんに掴みかかった。






里「なんで、何で俺がこいつより弱ぇんだよ。…おかしいだろ、何でだよ…こんな奴に負けっかよ


…こんな奴になんでなんだよ…なんだよその目は、なんなんだよ!」





さ「真壁君は弱くなんかないよ、澪奈が言ってた。私が真壁君の選手生命を奪った。

でも、だからこそ!1分1秒でも早くゴールするんだって!それが私のできることだからって!!」




「れいちゃんがそう思えたのは、きっと悲しみや苦しみを乗り越えた真壁くんを見たからだと思う。」




でもそんなこと本人が1番よく分かってたことだろう。自分が弱いこと真壁くんが強いことも。


だけど彼はそれに気づくのが遅かった、里見くんは自分を殴ってくれと悲願するが

真壁くんは、“景山はそんなこと望んでなんかない、この悲しみを力に変えてくれ”そう願った。





でも現実はそんなに甘くない。

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
94人がお気に入り
設定タグ:3年A組 , 柊一颯 , 菅田将暉   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蜜柑 | 作成日時:2023年9月12日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。