戻ってきた彼女は共犯者でした【2】 (ページ18)

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ー4日目ページ18

ふと目が覚めると私はベットで横になっていた。

そうだ教室に鎮痛剤を忘れて取りに行って準備室に戻ろうとしたら、みんなの前で倒れたんだっけ…

私はゆっくり起き上がり横を見るとパソコンの画面はつけっぱなしで眠っていた。

その映像は私と一颯が初デートした時のだ、初クレープを堪能してる時の映像だった

『…ふふっ、撮ってるでしょ』

柊『あまりにも美味そうに食べてるもんだから可愛すぎてついな』

『意味わかんないし笑私さ高校入って、生まれて初めてクレープ食べたの。

唯月たちが誘ってくれてね…友達と遊ぶのもこんな楽しいんだって知れたんだ』

柊『彼女たちには感謝だな。』

私は眠ってる一颯にブランケットを掛け私は廊下に出た、3月の夜はやっぱりまだ冷えるな…

なんて思いながらトイレから出ると誰かに腕を掴まれる。

「唯月…どしたの？」

唯「あんた、体調は？」

そうだ彼女たちは私が倒れたのを見ている、でもまだ彼女たちには言えない。特に唯月には

「…大丈夫ただの貧血、よくあるの。心配かけてごめんね。

明日も課題出すから早く寝た方がいいよ、生きてここを出たいならね。」

と彼女の頭を撫でその場を後にした。

美術室に手をかけた瞬間ドアが開いて目の前には焦った表情をしてる彼の姿が。

「い、ぶき…？」

柊「…どこ行ってたんだ」

「ご、ごめん…トイレ行きたく、ん…」

私は突然腕を引かれ深い口付けをされる、何度されても離れることはなくでも自然と嫌じゃなかった。

このまま一緒になってしまいたい、なんて変なことを考えてしまう。