【文豪ストレイドッグス】〇〇しないと出られない部屋に閉じ込められました。

押し倒されて｢イヤじゃないって言えよ｣と言われないと出られない部屋【中原中也】 ページ38

『起きて〜？』

「ん、あ…何だよ…」


勿論何時もの部屋。少し違うのは…


『あのね。何時もの部屋何だけど、お題がないの。』

「…何か降ってきたぞ…？」


二人の間に落とされた紙。中を見ると

押し倒されて｢イヤじゃないって言えよ｣と言われないと出られない部屋

と書いてあった。


『…げ。最悪。』

「…」


真剣な面持ちで、私の腕を引っ張り、ベットに、投げた中也。

少しふわっとした感覚があったから、怪我しないように異能で調節してくれたと見た。

そんなことを考えていると、腕を抑えられる。押し倒されてる状態だ。


『い、や…！』

「あァ？」


気迫がある。演技だとしても様になっていた。


『嫌…！ 離して…！』


中也は、私の耳元で云う。


「…嫌じゃないって言えよ。」



【ｶﾞﾁｬﾘ】



…やけに艶っぽくなった中也。


『…っカッコイイかよ…』

「は…っ Mかよ。」


独り言で云った心算が、中也は聞こえていたようだ。


『…莫迦』


軽い喧嘩をしながら、部屋を出た。







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最近の口癖は「中也と結婚したい」です。

リンヤさん！リクエストありがとうございました(*＞∀＜)

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