【文豪ストレイドッグス】〇〇しないと出られない部屋に閉じ込められました。

お互いに猫耳をつけて五分キスしないと出れない部屋【中原中也】 ページ36

『「ん。」』


…奇跡的にハモった。 声のする方を見ると、中也。


『…此の部屋かぁ…』

「…そうだな。 お題は…」


中也は、手を使わずに立つ。


「『お互いに猫耳をつけて五分キスしないと出れない部屋』」


『沢山猫耳あるね。』

「…あぁ、お互いにってことは…強制で付けないと駄目か…」

『中也、桃色の猫耳付けなよ！ 似合うよ！』

「…黒にする。」


ピンクの猫耳を受け取って私に付け、黒の猫耳をつけた中也。


『…ケチ〜』

「うるせェ。 口塞ぐぞ。」

『…キスするんだから、口塞ぐことにはなるよね！』

「…なら、する。」


中也は、私が抵抗する間もなく、キスを私に落とした。


『んん…』


口が中々離れない。 前の経験的に深いキスになる。

なら、もう、攻めてやろう。

そう思って、舌を相手の口の中に入れると、驚いたようだが、直ぐに深いキスが始まった。

舌と舌が触れ合う感覚に、ふわふわする。

口が離れて、目が合うと、笑みを浮かべた中也。



【ｶﾞﾁｬﾘ】



『…も、莫迦。』


ニヤリと笑う中也は、何時もより大人な雰囲気であった。







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推しが尊い…

aoiさん！ リクエストありがとうございました‼

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