【文豪ストレイドッグス】〇〇しないと出られない部屋に閉じ込められました。

ベットで抱き合って寝ないと出られない部屋【太宰治】 ページ41

…部屋を出たら其処は部屋。


『最近無かったから安心してたのに…！』

「まぁ、仕方がない。お題を探そう。」


少し疲れているのか、肩に手を置いて話す太宰さん。


『そうだね… えっと…？』

『「ベットで抱き合って寝ないと出られない部屋」』

「…まぁ、疲れを癒そう。」

『否、癒えないからね？』

「…私でも傷付くよ？」


可愛く、目をうるうるさせる成人男性。


『…寝るよ。』


ベットに向かう私。太宰さんに声をかけた。


「…あぁ。」

『奥行って？』

「何故だい？」

『…いざというときに逃げられるように』

「私を何だと思ってるのかい？！」


全く…と云いながらも、奥に寝転ぶ太宰さん。


「おいで！ 抱き合わないとだから！」


お題にもあった通り、私は仕方なく抱きついてあげる。すると驚いたようだった。


「まぁ…寝ようか。起きたら開いてるだろう。」

『うん。』


太宰さんから抱きしめられ、普段無い暖かさに意識を手放した。







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太宰さん良い匂いしそう… 否、川の匂いか？←

太宰loveさん！リクエストありがとうございました！

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