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『結婚。やめようかな。』
銀「…だめっちゃ。それはだめっちゃ‼…」
銀が慌てた顔で私を見る。
銀「そんなに、考えとったんか…。
俺ら変わるけん。もう少し待ってくれん…」
銀が私に抱きつく。
「銀…。ありがとう。」
私からも銀に抱きつく。
銀が私の腕の中から離れて、立ち上がる。
銀「帰ろ!!笑」
笑って銀が私に手を差し出す。
本当に銀の笑顔は魔法みたいに私を笑顔にさせる。
『うん、帰る!』
もう一度自転車に乗って、事務所に帰る。
『ただいまー!』
銀「ただいまー!」
帰ってきたら、四人のおかえりと言う声が聞こえる。
そのことが、悪くないと思った。
もう一度考え直そう。
きっと、彼らは彼らなりに考えてるんだ。
私だけじゃない。
リビングに入ると、
四人が汚い部屋でぐーたらしている。
『朝ごはん作るけん、まっとって。笑』
ふ「まじ?!嬉しすぎっちゃん!」
脇「お腹減ったー!」
私は簡単な朝ごはんを作る。
皆が美味しそうにご飯を頬張る。
ま「うますぎっちゃん!!」
社「これが毎日続いてほしか!」
『毎日作るけん。笑』
毎日作ってあげたいって思えた。
銀と目が合う。
嬉しそうに銀が笑う。
私は口パクでありがとうと言う。
そしたらまた、銀が笑い返してくれた。
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(*´罒`*) - 脇ぃぃぃいいいイケメンやぁ、。゚(゚´ω`゚)゚。更新楽しみにしてます!!めっちゃ面白いです!! (2018年9月14日 12時) (レス) id: 4b6307be5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怪 | 作成日時:2018年9月11日 23時