少女の夢 【Fate／Apocrypha】

聖杯大戦16 ページ17

生きていたところで意味が無い、そういい俯く



そんな彼にアストルフォはいった


「やらなきゃいけない義務なんてない！」

「世界への貢献も、誰かへの献身もやりたいからやるものさ！」


そう熱弁するアストルフォはとても輝かしい



『あなたが生きたいと思う限り、生き続けるべきなんじゃないかな』



「生きたいと、思う限り...」



ゴゴゴとゆう音がし、後ろを向くと
私達はゴーレムで囲まれていた


「君、人気者だねぇ」


『アストルフォはマイペースだよね...』


「ん、でもやるときはやるぞー！」


『援護する！』



アストルフォを援護しつつゴーレムを倒してゆく



しばらくしてゴーレムは全部壊れた




「さーて、少しは休憩して...」



『っ！黒のセイバー』


いつの間にか後ろには黒のセイバーもといジークフリートとそのマスターがいた



「こんな雑事に私を使いおって...！！」




アストルフォは男の子を逃がそうとする



「いいから行け！Aもっ」



『嫌だ！私も少しは戦うから...！』



そういい男の子に逃げるよう促すと
彼は一目散に走り出した


それをみてセイバーのマスターも走り出す



『だめっ』



男の子の方へ走り出す


待って、待って！








「貴様...よくもぉ！！！」





そのあと重く低い音が聞こえると同時に視界に入ったのは



口から血を流し倒れる男の子だった

聖杯大戦17→←聖杯大戦15

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す