【あんスタ】アイドルって、そんなにいいものですか (1)

ヒャッホウ！またイケメンだぁ！（白目） ページ18

理穂にぐいぐい押されて講堂裏。


アァー・・・腕組みした女子力ゴリラがいますね・・・


これで『お前をストレスのはけ口にしちゃうぞ☆』とか言われたら私、一巻の終わり・・


「ねぇ、あんたさ」


「ﾊｲ」


「あの後、アイドル科と話してないでしょうね」


「ｴｴﾏｯﾀｸ、ﾀﾞﾚﾄﾓ」


オレンジの人と話したことはバレていないようだ。よかった・・。


理穂がそそくさと場を離れていくのが目の端にうつる。あのやろう。


「ふぅん、ならいいけど・・？」


「これからも話さないようにね」


「万が一、仲良くなっちゃったりしたら、どうなるか分かってるよね？」


どうなるか分かるよね、って。


いや分かりたくありませんけどねそんなこと！！？？


先輩がた、目がマジですよ！？眼力だけで人ころせそうな顔してますよ！？大丈夫！？


てかこれ、レオ兄復帰したらガチでやばいじゃん。


根ほり葉ほりどころかマントル到達するくらいレオ兄の私生活のこと聞かれた後、あの手この手で退学まで追い込まれるんだきっと。こわ。


常に死亡フラグビンビンじゃん・・？


幼馴染ってことがバレなきゃOKなんだろうけど。


「マジ勘弁っす・・」


「抜けがけするやつに慈悲はない」


「だいたいさぁ、――」


抜けがけも何も、私アイドル科興味ないんですけど！？


もうやだ先輩こわい！！



「こんなところで、何をしていらっしゃるのですか？」


先輩たちが私にグチグチ言ってる中に突然紛れ込むイケボ。


ゴリラたちの顔がさっと青くなる。


見ると、ハイ、さっきのジャ○ーズ系イケメン達がいましたね。


お前らこそアイドルのくせにこんなとこで何してんの・・？

変な噂たてないでもらえますゥ！！→←とてもとても耳が痛い

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