3話 ページ4
『うぅ…うわぁぁーん！！ｸﾞｽｯ…。みんないなくなっちゃった…うぅ…私の、せいでっ、い、いなくなっちゃっ、た…うぅ…』
紅「大丈夫だ。Aのせいじゃない。」ｻｽｻｽ
紅丸は赤子をあやすようにAの背中をさすった。
・
・
・
〜数分後〜
紅丸side
『ふぅ……ﾋｯｸ。色々とすいません…』
息を整えながらAは言った。
紅丸「どうだ？少しは落ち着いたか？」
『はい。……ほんとにすいません。服を濡らしてしまったり話を聞いて頂いたりと…』
紅丸「あ？あぁ。気にしちゃいねぇよ。…それよりA、お前これからどうすんだ？」
『それは、、…。』
紅丸「ここに居ても野垂れ死ぬだけだそ。」
『ｳｯ……。』
Aは図星をつかれて、言い返せない。
紅丸「良かったら俺と来るか？」
『！？…それは…………遠慮します。』
Aは一瞬嬉しそうな表情をしたが、数秒後暗い顔 になり静かに言った。
紅丸「あ？なんでだ。」
『先程申したように私と関わったら不幸しか起きません……』
紅丸「そんなの偶然だろ。」
『でも！！私には偶然とは思えない……もう誰も失いたくない、誰も殺したくない…ひとりに…なりたくない……』
紅丸「落ち着け。お前が殺した訳じゃないし、俺はAを一人にしない。」
『そんなの、確証なんてない！』ﾎﾞｵｩ!!
感情がたかぶり、無意識にAの周りに火球が漂った。
『あ…ぁ……。(やっちゃった…また、この人も離れて行っちゃう。もしかしたら死んじゃう。1人になっちゃう…)……ごめんなさい…ごめんなさい……だ､だから((紅丸｢なぜ、謝るだ？｣…え？』
Aは口を開け、ポカンとした。
紅丸「だからなんで謝んだよ？もしかして炎のコントロールができないのか？」
Aは頷いた。
『ｺｸｯ………私の炎見て逃げないんですね。』
Aにとっては自分の炎を見て逃げていかないことは信じられないくらい驚くことだった。
同時にとても嬉しいことだった。
紅丸「あぁ。俺も能力者だしな。」
『！！』
Aは驚きと自分と同じ人がいたという嬉しさで、言葉が出なかった。
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ノア - 唯一無三wパワーワードやん（） (2020年11月19日 12時) (
レス) id: 446b9f453e (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 続きが気になります。 頑張って下さい。 (2020年11月4日 8時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
りなはむ(プロフ) - 月宮団子さん» わざわざ対応ありがとうございます！これからも楽しませていただきますね！ (2020年6月1日 2時) (レス) id: bb03d33038 (このIDを非表示/違反報告)
月宮団子(プロフ) - りなはむさん» 教えてくださりありがとうございます。また、不具合があったらおしえてください！！ (2020年5月31日 9時) (レス) id: df3d955625 (このIDを非表示/違反報告)
月宮団子(プロフ) - パンダ子パンダさん» ありがとうございます！！返信遅くなってしまいすいません。 (2020年5月31日 9時) (レス) id: df3d955625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロア | 作成日時：2020年4月30日 10時
