1話 ページ2
〜原作開始から約７年前〜
A＝１０歳
紅丸＝１５歳
紺炉＝３１歳
紅丸side
その日は雪が降っていた。凍るような寒さの中、１人の少女が雷門に寄りかかって座っていた。
その少女は
『ﾊｧ…ﾊｧ……』ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
少女は真冬というのに上着を着ずに裸足だった。
紅「…おい。」
ﾋﾞｸｯ『！？……ハイ。』
紅「お前、こんな日に何してやがる。」
その日は大雪で人通りが少なかった。見回りをしていた俺は少女に尋ねた。
『…。』
少女は俯いて黙ったままだった。
紅「ﾊｧ……ほら、これ羽織っとけ。」
俺は少女に自分の着ていた羽織をかけた。
『！… 大丈夫です。』
紅「いいから着とけ。」
『……はい。』
そうすると、紅丸は少女の横に座った。
紅「……」
『……』
沈黙が続いた。
『…あの。』
紅「なんだ。」
『なぜ、私に構うのですか？』
紅「…気分だ。女の餓鬼が雪ん中で震えてるのを放っておくほど、酷くわねぇからな。」
『そうですか……』
紅「……お前、名前は。」
『…………焔A』
紅「親は。」
『…』ﾌﾙﾌﾙ
少女は静かに首を振った。
紅「こんなとこで何してる。家、帰らねぇのか？」
『…ない。(ﾎﾞｿｯ)』
少女は小さく呟いた。
紅「あ？聞こえねぇ。」
『…私に帰るとこなんてない』
なんだ？叔母とかからの虐待か？
紅「何があった。」
『……それは、』
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ノア - 唯一無三wパワーワードやん（） (2020年11月19日 12時) (
レス) id: 446b9f453e (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 続きが気になります。 頑張って下さい。 (2020年11月4日 8時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
りなはむ(プロフ) - 月宮団子さん» わざわざ対応ありがとうございます！これからも楽しませていただきますね！ (2020年6月1日 2時) (レス) id: bb03d33038 (このIDを非表示/違反報告)
月宮団子(プロフ) - りなはむさん» 教えてくださりありがとうございます。また、不具合があったらおしえてください！！ (2020年5月31日 9時) (レス) id: df3d955625 (このIDを非表示/違反報告)
月宮団子(プロフ) - パンダ子パンダさん» ありがとうございます！！返信遅くなってしまいすいません。 (2020年5月31日 9時) (レス) id: df3d955625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロア | 作成日時：2020年4月30日 10時
