吉原という鳥籠

6羽 ページ8

副長視点

？「御用改である！！」

いつもと同じ掛け声で店に入っていく。

楼主「な、何事でござんしょう！」

？「ここに高杉がいると聞いたんですがねェ

匿ってるんなら、店のものでも斬りますぜィ」

ここは、吉原の頂点に立つ日輪太夫もいた店だ。

攘夷浪士を匿っててもおかしくはない。

楼主「お、恐らくこっちにいると思います…

つ、ついてきてください…」

そうして、俺たちはある1つの部屋にたどり着いた。

楼主「ここは、とても貴重な方々しか入れない部屋でありんす」

ここは、店の入り口からも大分離れた場所にあった。

？「そうですかィ…

でも、そんなの関係ありませんぜ。」

そう言って、バズーカを取り出した男…

真選組一番隊隊長"沖田総悟"

？「おい、総悟。バズーカをしまえ。

俺たちはあくまでも、高杉を生きて捕えなきゃいけねぇんだ。」

沖「そんな呑気なこと言ってていいんですかィ？土方さん？」

そう言いながらも、命令に従ってくれる。

土「んじゃあ、失礼するぜ…」

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