参ります!!清光side ページ20
『べーっだ！』
去っていくヤツらの後ろ姿に舌を出して、後ろの咲良に視線を向ける。
『咲良、大丈夫？』
桜花「はい、清光のお陰でケガもありません」
『それなら良かったけど…』
俺は先程の出来事を振り返った。
和「覚悟しな！」
髭「参る！」
膝「消えろ！」
その他にも各々かけ声をあげてヤツらは襲いかかってきた。
『咲良は俺が守る!!』
そんなヤツらに俺は立ち向かった。
歌「実に愚かだねぇ！」
燭「僕らは七名、君は一名だ」
蜂「勝負は見えているだろう？」
同「さっさとソイツを渡せ!!」
ヤツらの言う通り、多勢に無勢かと思ったその時…
一番咲良に近かった和泉守が「ぐあっ!?」という声を立てて吹っ飛んだ、何事かと思って振り返ると咲良が道場の鍛練用の模造刀を構え静かに立っていた。
桜花「七対一じゃありません、七対二です」
『え…？咲良…？』
同「くっ！」
蜂「生意気な!!」
俺が呆然としたくてもヤツらはその余裕すら与えてくれないようで、襲ってくる。
桜花「清光、貴方が四、私が三でいいですか？」
そう言いながら咲良はヤツらに向い走っていく。
その姿に現実に戻された俺は咲良にそっち任せた！と叫び、四振の相手をした。
咲良の刀さばきは見事な物で和泉守に蜂須賀、同田貫の三振を床に伏させてしまった、もちろん俺も残りの四振に勝ったけど。
髭「ぐうぅ…っ！」
膝「なぜだ…？」
燭「レベルは僕らの方が上なのに…！」
歌「これは何かの間違いだ!!」
格好悪く喚くヤツらを冷たく睨みながら、俺はこう答えた。
『今までアイツと遊び呆けてたツケで腕が鈍ったんだろ、そんな簡単なことも分からないの？そんなんでよくアイツを守るとか言えるね』
その言葉に七振は悔しげに顔を歪ませた、後はさっきの通りアイツが来て全員俺が倒したってことになった。
女の子にやられたなんてプライドの高そうなヤツらには言えないだろうから。
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こだぬき(プロフ) - いちご飴さん。さん» 遊びにいらして下さってありがとうございます!!見習いのまどか…主人公の正体を知った時にどんな顔するか見物です。よろしければまた遊びにいらして下さい。 (2019年3月2日 22時) (
レス) id: 680cc78f50 (このIDを非表示/違反報告)
いちご飴さん。 - こだぬきさん» 一気読みしましたぁ！私のより断然面白いです！見習いさん、ヤバいわ(( (2019年3月2日 22時) (レス) id: a7d57c96a8 (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - たかみーさん» 応援ありがとうございます！トロトロ更新ではありますが頑張ります！ (2018年8月1日 14時) (レス) id: d065086080 (このIDを非表示/違反報告)
たかみー(プロフ) - こだぬきさん» ご説明いただきありがとうございます。読み返して見たら3日前って思いっきり書いてあったの気づきましたwこれからも頑張ってください！ (2018年8月1日 9時) (レス) id: 79878b5549 (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - 輝さん» 応援ありがとうございます！トロトロ更新ではありますが頑張ります！ (2018年8月1日 8時) (レス) id: d065086080 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こだぬき | 作成日時：2018年3月29日 2時
