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「紫耀、パス！」
10月、長い夏休みが終わって久し振りの大学で
優太と紫耀、それとジンの3人と一緒にバスケをしている。
バスケをする度にAさんの送られてきた
メッセージを思い出すようになっていた。
かっこよかったよ。なんて在り来りな言葉なのに
どうしたらもっとそう思ってもらえるかな、とか
次いつ会えるか、いや もしかしたら二度と会えない
かもしれない人に好かれようと必死になっている。
「やっぱイケメンってイケメンと繋がるんだね」
「ツムギとモナ、こっちの方来るの珍しいんじゃない？」
ツムギの声にジンが返している光景を
紫耀と優太は誰だ？という顔で見ている。
「同じ学部の奴らなんだ」
「へぇ、仲良いんだな」
「優太と俺よりは仲良くないかな」
「なんだよそれ、恥ずかしいだろ」
満更でもない顔してる優太は相変わらず俺のツボで、
俺達の会話に引いてる紫耀を横目に爆笑してしまう。
「ふたりもバスケやってみる？」
「え、やりたい！」
ふたりもコートの中に入ってきて
それなりに出来るツムギに優太と紫耀が感心する中
へったくそなモナが俺は可笑しくて腹を抱えた。
「もうそんなに笑わなくてもいいでしょ」
「ごめんごめん、ボールはこう持つとリングに入りやすいから」
シュートを決めたモナが飛び跳ねて喜ぶ。
あぁ、もしここにAさんがいたら
こんな風に喜んでくれるんかな。
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きゅん(プロフ) - このお話の廉くん可愛すぎます！廉くんがブンブンしっぽ振ってるのが想像できて、それを考えてはニヤニヤとしています！いつも素敵な作品をありがとうございます！更新頑張ってください！ (2019年10月14日 1時) (
レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
初子(プロフ) - 面白いです、更新楽しみにしてます！ (2019年10月14日 0時) (レス) id: e87bce962c (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - さちままさん» コメントありがとうございます！更新遅い方ですがなるべく毎日更新はしたいので待っていて下さると嬉しいです！ (2019年10月12日 22時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
さちまま(プロフ) - このお話の展開が楽しみです。更新待ってます。 (2019年10月12日 17時) (レス) id: 8b1ec69824 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みょん氏
| 作成日時：2019年10月12日 14時
