四十五人 ページ3
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？「おやおや、いつ和解したのですか？乱数。」
乱数「和解なんて酷いなぁ……。仲良しさんになったんだよ！」
？「へぇ、仲良しさん。ですか」
今、目の前で起こっていることがよく分からない。知らない和服の男の人と、乱数さんが微笑ましそうに話してる。
「ぁ、の」
？「嗚呼、紹介が遅れましたね。………ボクの名前は飴村乱数っ！よろしくね、Aちゃん♪」
精一杯の裏声なのか、所々掠れて居る声で私にキュルルンとした感じで言ってきた其の人。
私が唖然としている横で、アハハッと笑う乱数さん。もう意味が…
幻太郎「嗚呼、もちろん嘘ですよ。小生の名は夢野幻太郎。、宜しくお願いします。A。」
「ぇ、なんで私の名前…」
幻太郎「顔に書いてありますよ。」
か、顔に？！待って、其れはやだ。
私は急いで、顔の至る所をペタペタと触った。
幻太郎「嘘ですけど。」
「う、うそ？！………幻太郎さん、やだ。」
私はそう言い、乱数さんの背中にしがみつく。そうして、頭を乱数さんの背中にグリグリとする。
幻太郎「気を直して下さい。今のは小生の行動が過ぎました。」
「………むぅ」
幻太郎「そんな顔しないで下さいまし…私は人の悲しい顔を見ていると、身体がボロボロにっ」
「げ、幻太郎さん？」
どう言う理屈か分からないが取り敢えずヤバイらしい。
私は幻太郎さんの背中を優しく撫でると、
「幻太郎さん、私っ悲しくなんて無いです。」
ニコッと笑って、ギュッと抱きしめてみせた。
幻太郎「ふふ、可愛らしい。………喰べてしまいたい。」
「？、何か言いました？」
幻太郎「いいえ、何も。」
幻太郎さんも、不思議な人だ。
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紫陽花 - 続き、楽しみに待っていますね (2021年1月17日 20時) (
レス) id: 7d26cf7009 (このIDを非表示/違反報告)
Sss11014762(プロフ) - 続き楽しみにしていますね (2020年10月21日 15時) (レス) id: a4b3cd2d43 (このIDを非表示/違反報告)
Sss11014762(プロフ) - とっても面白かったです (2020年10月21日 15時) (レス) id: a4b3cd2d43 (このIDを非表示/違反報告)
信乃 - これってもう投稿されないんですか？ こんなに面白い作品なのに (2020年5月3日 7時) (レス) id: db4fa22712 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫(プロフ) - 初めまして！51話にて誤字報告です！最後あたり『もし【さ】して、○○は』で【か】です。此れからも応援しています(｀・ω・´)bではまたっ♪ (2019年9月9日 9時) (レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴村虚数 | 作成日時：2019年7月7日 13時
