会議 ページ4
長谷部SIDE
主が、いない部屋で、何人かで会議をしているところだ
安定「ま、はっきり言って、前の主は、最悪だったけど」
安定は物事を直球に言う
俺は、主に捨てられたのが二度目で、そのトラウマは積み重なり増した
……今度の主も
また
不安と焦りで、おかしくなりそうだった
清光「……まぁね、最初は、美人でいいかなーって思ってたけど、なんか、ひいきとかすごかったし」
ほとんどの奴等は、前の主に不安を持っていたらしい
長谷部「……」
安定「でもさ、前の主の妹だよ？またどうなるか分からないよ？」
清光「…そうだけどさ、あの子、アイツとは全く雰囲気とか違うじゃん？」
そう、言われてみれば、違うな
安定「まぁ、確かに」
今、来られた主は、何も言わず黙って、さっそく仕事をしに行った
鯰尾「過去なんていいじゃないですか」
相変わらずな鯰尾だった
安定「…でもさ、これから信用していける？」
清光「……うーん…信用する、っていうか、信用してみる」
俺の現状は変わらない。何回変わろうが
今までどおり
くり「…そんなに不満なら、慣れ合わなければいいだろ」
大倶利伽羅が、珍しく口を挟んだ
清光「でも、そんなの無理じゃん？」
くり「じゃあ、もし、ふざけた真似や同じことがあれば、斬ればいい」
倶利伽羅の発言に皆は凍り付く
くり「俺は何度も、厄介な奴はごめんだ。そのときは俺が斬る」
真剣な眼差しで言い切り、部屋を出ていった
安定「…うわぁ…本気だね」
だが、俺は、捨てられないように
何でも、こなし、主に使えるように
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作者名：おこめん | 作成日時：2015年7月23日 18時
