認めて欲しい脇差 ページ10
自分の首筋に本体を向けた
それに全員が驚いた
一期「蜘蛛切。そんな事をするんじゃない。下ろしなさい」
優しい口調で一期は蜘蛛切に近付こうとする
蜘蛛切『来るな！それ以上近付けたら、俺はお前達を敵と見なすなのだ！』
蜘蛛切は本体を一期に向けた
その霊力には殺気と共に
自分の事を触れないでくれという気持ちがあったのを、審神者は感じ取る
三日月「何故、そこまでする」
蜘蛛切『お前らには分からないなのだ！！守らないといけない兄弟を守れない。粟田口派としての証明が出来ない俺気持ちなんて！！』
パンッ
その音が周りを包んだ
蜘蛛切の頬を、一期が叩いた
蜘蛛切は叩かれた意味が分からず、一期をただ見つめる
一期の目には涙が見える
一期「確かに、お前の気持ちは分からない。だが、その思いを八つ当たりの形で私達に向けるのは間違いだ！もっと周りを見ろ！」
一期は蜘蛛切の本体を奪うと
長義に渡した
鶴丸「一期らしくないな」
三日月「珍しい事もあるな」
一期が自分の弟の頬を叩いたのを
誰もが想像して居なかった
一期は蜘蛛切を優しく抱き締めた
一期「もっと、私や長義殿等に頼りなさい。お前は一人ぼっちじゃない。立派な粟田口派だよ」
その言葉に
蜘蛛切は目を見開いた
そこから落ち着いたのだろう
霊力が落ち着いていく
蜘蛛切『本当に？俺は粟田口でいいの？』
一期「当たり前だろう」
蜘蛛切『いち、兄』
蜘蛛切は大泣きしだした
今まで一人で溜め込んでいた事を全部吐き出すようだった
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凜弥(プロフ) - 最近、刀剣乱舞を始めた者です！とても面白い作品でした。更新、頑張ってください！このコメントを見られるかわかりませんが、BのLは良いと思いますよ！私が、雑食なだけかも知れませんが… (2020年3月29日 1時) (
レス) id: f428002e2e (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - 作者さんが書いてみたいと思っていて、尚且つ、読者から不満が出ない程度にキャラさえ掴めていればその三振りの登場はアリだと思います。（個人的には）これからも更新頑張ってください。 (2019年5月18日 0時) (レス) id: f01d23ed14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴っ子 | 作成日時：2018年12月27日 20時
