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彼を取り戻す ページ15

蜘蛛切サイド

鎬...


俺は鎬の姿に纏っている気配で分かったんだ


鎬は奥にいる遡行軍に操られてるって...


だったら...頼むしかないよね


蜘蛛切『ここは俺に任せて。審神者達は奥の遡行軍を倒してくれないかな?ほら、そうしたら一石二鳥でしょ?』


一期「な、何を言い出すんだ!蜘蛛切1人にするわけにはいかないだろう!!」


まあ...当たり前の反応だよね


だけど...他のみんなは納得してる様だ


審神者「蜘蛛切君...鎬君を助けるには、奥の遡行軍を倒さないと無理なんでしょ?」


蜘蛛切『そうなのだ。鎬の足止めは必要になる。そうなったら、長義よりも政府で居た時間の長い俺が適任でしょ?』


一期「でも!」


蜘蛛切『いち兄!俺を信じてなのだ!!』


いち兄の目を見てはっきり言ってやったよ


そしたら納得した様で...


一期「分かった...でも、無茶はしたら駄目だからね」


ポンっと頭に何かがある


いち兄の手の平だ


頭を軽く撫でると、みんな奥に走って向かうのが見えた


さて...俺も仕事するか


蜘蛛切『鎬。帰ろう?刀を仕舞ってさ』


鎬『僕の邪魔をするな』


鎬は俺に向かって本体を刺してきた


俺はそれを避けずに


グサッ


やっぱ...痛いなのだ...血が出てきてるけど


俺はその状態で鎬を抱き締めた


鎬は凄く暴れてるけど、放すわけにはいかない


蜘蛛切『鎬!その声は嘘だよ!鎬の持ち主はこんな事、望んでないよ!』


鎬『うるさい!僕がしないと秀次公が...だから!』


蜘蛛切『それはお前の大好きだった秀次公ではないよ!』


それを言うと、鎬は大人しくなった


遡行軍の気配も無くなってきている


倒した様だね...


鎬『く、も。ごめん。痛いよね?抜くから待ってて』


鎬も正気に戻った様で、すぐに俺のお腹に刺さっていた本体を抜いた


蜘蛛切『鎬...苦しかったね...頑張ったね』


鎬『ぼ、僕。蜘蛛に酷いことした!ごめん。ごめん』


蜘蛛切『ハハ。泣くなよ。少し疲れたし...休みを政府に頼んで...もらおうか』


ヤバい


意識が飛びそう


鎬『蜘蛛!!しっかりして...ま...』


ごめん。鎬


俺を連れて帰ってくれよ?

取り敢えず...任務完了→←聚楽第本丸



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設定タグ:刀剣乱舞 , 男主 , 粟田口
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凜弥(プロフ) - 最近、刀剣乱舞を始めた者です!とても面白い作品でした。更新、頑張ってください!このコメントを見られるかわかりませんが、BのLは良いと思いますよ!私が、雑食なだけかも知れませんが… (2020年3月29日 1時) (レス) id: f428002e2e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 作者さんが書いてみたいと思っていて、尚且つ、読者から不満が出ない程度にキャラさえ掴めていればその三振りの登場はアリだと思います。(個人的には)これからも更新頑張ってください。 (2019年5月18日 0時) (レス) id: f01d23ed14 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴っ子 | 作成日時:2018年12月27日 20時

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