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キッドside

貴「内緒ですよ?」



いたずらっ子みたいに、人差し指を
口元に当てたその女の子。


どこの誰かも分からないけど、
なぜだか、見惚れてしまった。





って!俺は何を言っているんだ!



それにしても、なんで助けてくれたんだろう?


青「ちょっと!快斗!聞いてんの?!」

快「いや、あの。」

青「もー、だから、また怪盗キッドが現れたの!」

快「へー。そーなんだ」

青「またそーやって」



隣でぶつぶつ言ってる幼馴染なんてほっといて。


つぎの獲物は、来週か。

今日は犯行予告でも届けに行くか!






青「だから!!聞いてんのっていってんでしょ!」


ボコッ


快「アダッ!イッテ〜〜
お前、本当に女かって」

青「何ですって!?」



快「もー帰りまーす」

青「ちょっと!逃げるなバカいと!」







来週、あの子に会えるかな?

なんて、のんきに考えていた。









あんな事になるなんて
考えもせずに・・・

5→←出会い



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作成日時:2018年12月27日 18時

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