全てに於いて可愛い君。(Ei×Rk) ページ5
夜、部屋で明日出す動画の編集をしていると
ドアがノックされて
りっくんが入ってきた。
…パジャマ姿のりっくん可愛すぎかよ。
『どう?頑張ってる?』
「見ての通りだけど…どうしたの?」
『ん?えいちゃんの事だから何も飲まないでずっとパソコンとにらめっこしてるんじゃないかと思って』
そう言って、マグカップを差し出してきたから
有り難く受け取った。
「ありがとう。これホットミルク?」
『うん、そう。しかも今回はハチミツ入り』
「いただきます」
マグカップに口を付けて、一口飲むだけで
身体中に染み渡る温もりと優しい甘さに自然と笑みが零れる。
『美味しい?』
「ん、すんごい美味い。りっくんが作ってくれたから尚更」
『そっか。良かった』
そう言って微笑むりっくんを見て、心が癒されていく。
「りっくん」
『ん?』
「抱き締めても良い?」
『…良いよ』
お言葉に甘えて、りっくんを抱き締める。
温もりがダイレクトに感じられて、心地好くて
このまま離したくないな…って思った。
肩に顔を埋める。
「ん、りっくん良い匂いする…」
『さっきお風呂入ったからね』
「道理であったかいワケだ」
『えいちゃんもあったかいよ』
「…りっくん」
『んー、やっぱりえいちゃんの匂いって何か落ち着くんだよな』
……ああ、もう駄目だ。
「りっくん」
『ん?………ん』
柔らかな唇に口づけて
床に押し倒して、パジャマのボタンを一つずつ外していく。
『えいちゃん?』
抵抗せずに俺を見つめる瞳はうるんでいて
更に俺の欲を駆り立てた。
「さっきから可愛いことばっかりしか言わないりっくんが悪い」
『えいちゃん……』
「止める気なんか無いから」
『…好きだから、いいよ』
「え」
『えいちゃんの好きにしていいよ?』
ほら、また。
どうしてコイツは
こんなに煽るのが上手なのだろうか…。
その後の展開は、言わずもがな分かるとは思うけど
更にりっくんの可愛い姿を沢山拝めて
大満足した俺でした。
END
誰のせいだと思ってんの。(Tr×Sr)→←どうか君に、伝わりますように。(Tr×Ei)
30人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:くうぉりしぴる | 作成日時:2019年8月16日 12時