Lv.33＿首席と決闘 ページ34
｢アズくん……！！！｣
｢大丈夫ですイルマ様！貴様がイルマ様の隣に立てるような悪魔か私が確かめてやる！｣
何も大丈夫じゃないし
悪魔じゃないし
兄弟なので嫌でも隣に立ってしまうんですが。
確かめるって何をするつもりなの。
私、登校初日で死にたくないです...
『と、とりあえず離し…………あ。』
離して、と言い終わる前にあすもしすうすが腕を離した。
かと思いきやどこからともなく出した炎を私に向けて放ってきた。
……終わった。
どうしてこうも毎日死にそうになるのだろうか。
私、今から丸焼きになります。
『…………え、熱くない』
炎がこちらに向けた放たれた時、怖くて目を瞑る。
しかしいつまで経っても熱さも痛みものこなかったため目を開けると焼かれてる真っ最中だった。
でもほんとに何も感じない。
え私もう死んでる？
ここでふと、サリバン様の言葉を思い出した。
＿＿＿＿｢君魔力が関わるもの全般効かないけどあまり食らうと精力なくなって死ぬから気をつけてね！｣
こういうことかァ〜〜〜〜…
食らい続けると死ぬらしいし向こうから炎で私の姿は見えないはず。
イルマくんには悪いけどとりあえず今のうちに逃げよう。
……と思ったのだが
｢無事……だと…？｣
タイミングよく炎を止めましたこの悪魔。
いやタイミング''悪く''止めやがりました。
イケメンじゃなかったら1発殴ってた。
無傷な私を見てもっと周りが騒ぎだす。
ここで逃げても無意味なことを悟ってしまった私は諦めて攻撃を受け入れた。
まあちょっとくらい大丈夫だよね。
｢やっぱ首席すげえ！！けど全然効いてなくね？｣
｢貴様……！何故効かない！！｣
ようやく疲れたのかぜぇ、はぁ、と肩を上げ下げしながらあす……ピンクくんが言った。
地面も壁も穴だらけ、周りも大騒ぎ。
完全に注目の的である。
先生に目をつけられませんように、と願うばかりだった。
『私だって聞きたいですゥ……もう勘弁して下さ……………』
｢もしやあの子もう1人の特待生じゃね？｣
｢すげえよ！1回も攻撃してないどころが避けてすらねえぜ！｣
｢気にするまでもないってこと！？｣
泣きながら謝ろうとするとギャラリーがピンクくんを煽るように野次を飛ばし始めた。
テメェらの顔覚えたかんな...
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ユノン - ほかほかごはんさん» オチはダリ先生がいいです！ (2023年1月30日 12時) (
レス) @page42 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ユノンさん» ユノンさんコメントありがとうございます。更新いたしましたのでお手隙の際に是非読んでいたたけるとうれしいです😌 (2023年1月27日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる！ (2023年1月27日 8時) (レス) @page19 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ルーミアさん» ルーミアさんコメントありがとうございます✊参考にさせていただきます！ありがとうございます😌 (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - もち明太子チーズさん» もち明太子チーズさんコメントありがとうございます☺️それは大変ですね…🙄できるだけ更新させていただきます…！ (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年1月21日 19時
