Lv.32＿首席と特待生 ページ33
｢入学式に禁忌呪文唱えた特待生の入間だ｣
｢主席侍らせてるって本当だったんだ｣
禁忌呪文？
特待生？
主席？
……マジで言ってんの？？？
やらかしてくれたなイルマくん...
このままじゃ私も注目の的にされそうだ。
『い、イルマくん、私先に行ってるね…』
｢えっ！？｣
そう一言声をかけてその場を去ろうとするとバシッと腕を掴まれた。
｢待て、貴様｣
｢アズくん！？｣
勘弁してほしい。
イケメンに腕掴まれるのはご褒美だけど今はちょっと求めてない。
こっちは命がかかってるんだ…
なるべく顔に出さないように
『どうしましたか？』
と聞くとグッと腕を掴む力が強くなった
『い、った、』
｢私の名はアスモデウス・アリス｣
な、なんかいきなり自己紹介し始めたけど…！？
このイケメンアリスって言うのね？！髪色だけじゃなく名前も可愛い！！
……じゃなくてどういう状況？！
そんな人？悪魔？が多いところで目立つことするのやめてよ！！
｢なんだなんだ｣
｢また決闘か？｣
うわーんほら言ったこっちゃない注目浴びちゃったじゃん…！！泣
泣きそうになるのをこらえて『私は…』と自己紹介しようとすると｢貴様のことは聞いてない！！｣と言葉を遮られた。
ほんとに泣きそう。
｢貴様、イルマ様の隣を占領し、手を繋いだ挙句名前呼びなど……私が許さん！！｣
そんなこと言われましても！！
確かに隣歩いてるし、怖くて手繋いだし、名前で呼んでるけど……！！
だって一応兄弟…！！！
そういうあなたは何者！？
とりあえずイルマくんの過激ファンなのはわかった。
くそ、やっぱりアニメを履修してないのはキツかったか...
未だに腕を離してくれないアスモデウスさん。
騒ぎがどんどん大きくなる。
これはやばいと思い騒ぎの原因であるイルマ君に助けを求めようとしたが顔を真っ青にしてガタガタ震えていた。
あ、これ無理なやつだ。
どうしよう。
バチッとイルマくんと目が合う。
目で助けを求めると、先程までガタガタ震えていたイルマくんがあすもにです？に声をかけた。
｢ア、アズくん！その人は僕の大切な人だよ！やめて！｣
かっこいいよイルマくん。
大好きびっくらぶ。
｢大切な人ォ……！？！？き、貴様ァ！！！許せん！！！｣
『ひぇ…』
なんか更に怒り始めた。
なんでこの人はよく分からないことで怒ってるの...
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ユノン - ほかほかごはんさん» オチはダリ先生がいいです！ (2023年1月30日 12時) (
レス) @page42 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ユノンさん» ユノンさんコメントありがとうございます。更新いたしましたのでお手隙の際に是非読んでいたたけるとうれしいです😌 (2023年1月27日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる！ (2023年1月27日 8時) (レス) @page19 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ルーミアさん» ルーミアさんコメントありがとうございます✊参考にさせていただきます！ありがとうございます😌 (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - もち明太子チーズさん» もち明太子チーズさんコメントありがとうございます☺️それは大変ですね…🙄できるだけ更新させていただきます…！ (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年1月21日 19時
