Lv.20＿悪魔の孫 ページ21
｢じゃあ愛おしのイルマくんの元へゴーゴー！｣
カルエゴさんのお屋敷から出るとサリバンさんが迎えに来てくださっていた。
カルエゴさんとシチロウさんは明日の準備で学校に行くそうなのでここでお別れだ。
またいつか、会えるといいな。
『お孫さんいるまくんっていうんですね』
｢そうだよ〜！！ふんふふーん｣
……あれ、いるまって。
どこかで……
｢あ！｣
『！？な、なんですか？』
｢我輩の家にくるなら約束事がいくつかあるんだよねッ！｣
『なんでしょう？』
｢まずは我輩をおじいちゃんって呼ぶこと｣
『……へ？』
｢孫は何人いても可愛いからねぇ〜！｣
『そ、それで次は？』
｢とりあえずこの契約書にサインしてちょっ｣
1枚の紙とペン、そして判子のようなものを渡され何も疑問を持たずにサインと判子を押した。
｢これでAちゃんは正式に僕の孫だよ！これからよろしくね〜ッ！｣
『……』
鈴木 A、何故か悪魔の孫になりました。
『(やっぱりこの流れどこかで…)』
そしてあれよこれよと話は進み
悪魔学校への正式な入学手続きもおわり、イルマくん自慢も沢山聞いたところで私の話になった。
｢そういえばAちゃんお仕事とかであんまり学校行けなかったんでしょ？手続きはもう済んでるから思う存分学校生活たのしんでね！僕は君のおじいちゃんだものッ！！｣
ハンカチで鼻を押さえながら泣き出したかと思えばニコニコ2頭身になるサリバンさん。
やっぱり悪魔は皆情緒不安定だ。
……それよりも
『なんでそのこと知ってるんですか！？』
｢ひ・み・つ♡
入学式は終わっちゃったけど、初登校祝いってことで明日は沢山写真とろうね！人間が入学した前例とかイルマくん以外ないけどさあ〜人間とバレなきゃ食べられることもないよっ｣
『ば、バレたら食べられる……！？』
そうだよね、学校とはいえ悪魔学校だもんね。
一応人間は食べ物だって言ってたし。
バレないためにはどうすればいいのだろうか…
カルエゴさんは匂いで分かったみたいだし香水を沢山つけるしか……？
そんなことを考えているとサリバンさんに謎の液体をドバっとかけられた。
『ﾋｯ……』
｢じゃばーん！この香水で人間の匂いは消えたから安心してね！｣
『あ、ありがとうございます…』
変なものかけられたかと思った……
Lv.21＿ここは天国？→←Lv.19 ＆ スキ魔 ＿新たな家族
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ユノン - ほかほかごはんさん» オチはダリ先生がいいです！ (2023年1月30日 12時) (
レス) @page42 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ユノンさん» ユノンさんコメントありがとうございます。更新いたしましたのでお手隙の際に是非読んでいたたけるとうれしいです😌 (2023年1月27日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる！ (2023年1月27日 8時) (レス) @page19 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ルーミアさん» ルーミアさんコメントありがとうございます✊参考にさせていただきます！ありがとうございます😌 (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - もち明太子チーズさん» もち明太子チーズさんコメントありがとうございます☺️それは大変ですね…🙄できるだけ更新させていただきます…！ (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年1月21日 19時
