Lv.10＿喧嘩勃発 ページ11
『とりあえず私は今から食されるんですか？されないんですか？』
「喰う」「しないよ」
「「『...』」」
おっとこれは。
食べると答えたカルエゴさんと食べないと答えたシチロウさんの間にバチバチとしたものが見える。
そして少しの沈黙。
からの
「此奴を喰らえばもっと力が入るかもしれんだろ！！あと単に美味そうじゃないか！！」
「そんなのダメに決まってるだろ！さっきも言ったがこの子は貴重な保護生物なんだ！」
「生物バカめ！」
「陰湿教師！」
『あ、あの御二方落ちつい...
「貴様はだまっていろ！」「君は黙ってて！」
『ｱｯ...すみません』
言い合いが始まってしまった。
迫力パネェよ。怖ェよ。
そして怒涛の言い合いの末、シチロウさんの勝利。
つまり食べない方向性になった。
とっても安心した。
...
...
...
その後あれよこれよと話は進んだ。
話の内容としては私のこれからについて。
初めに魔関署という人間界で言う警察に当たるところだろう、そこに連れていくという話が出た。
が、ニンゲンが何されるか分からない。
実験台やら飯やらにされたらたまったもんじゃない、とシチロウさんが膝の上にいる私の頭を撫でながら全力で拒否った。
でもこのまま放っておく訳にもいかないとの事。
魔界にも色々あるそうだ。
魔関署に信頼できる人とか居ないんですか？と聞いたら1人(悪魔の数え方が1人、2人であっているのかはわからないが)思い当たる人がいるそうなので後日その人に会うことになった。
「幸い明日と明後日は学校が休みで僕達そばにいられるからゆっくり休んでくれていいよ」
相変わらず私の頭を撫でながらシチロウさんがそう言った。
ニコッと微笑み付きで。
尊すぎて思わず食べてくださいって言うところだった。
誰だ今ちょろいとか思ったやつ。
仕方ないじゃんかっこいいんだもん。
しかもしかも声がいいのよ。
例えるなら小西さん。
ちなみにカルエゴさんは絶っっ対小野大輔さん。
これは譲れない。
小西さ......シチロウさんのゆっくりしてっていいよ発言に対して私はひとつ言葉をこぼした。
『ゆっくりするも何もさっきカルエゴさんに食べられそうになったので怖くてゆっくり出来ません』
「あ''？」
『すみませんでした』
結局その日はずっとシチロウさんがそばに居た。
あと美味しいもの沢山頂いた。
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ユノン - ほかほかごはんさん» オチはダリ先生がいいです！ (2023年1月30日 12時) (
レス) @page42 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ユノンさん» ユノンさんコメントありがとうございます。更新いたしましたのでお手隙の際に是非読んでいたたけるとうれしいです😌 (2023年1月27日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる！ (2023年1月27日 8時) (レス) @page19 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ルーミアさん» ルーミアさんコメントありがとうございます✊参考にさせていただきます！ありがとうございます😌 (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - もち明太子チーズさん» もち明太子チーズさんコメントありがとうございます☺️それは大変ですね…🙄できるだけ更新させていただきます…！ (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年1月21日 19時
