Lv.28_過保護な悪魔 ページ29
『あ、ごめんなさい…!』
「い、いえっ!僕は魔茶結構すきです…!あ、魔茶Aさんの方に飛んでないですか…?」
困ったように言うイルマくん。
そんなとこも可愛い。
何しても可愛い。
『だ、大丈夫だよ!それよりもせっかくか、家族になるんだし良かったらタメで話さない…?』
コミュ障発動して言葉が詰まったけど私にしては頑張った。
そんな私の言葉に対してイルマくんは目をキラキラさせ、すごく嬉しそうに「いいんですか!?」といった。
「僕きょうだい欲しかったので嬉しいです…!あ、嬉しい……!」
可愛すぎて100点あげたい。
君可愛すぎる。
なんなのこの子天使?
「Aちゃんって呼んでもいいかな…?」
『もちろんだよ〜〜!!可愛いね!!』
「そ、そんな事ないよ!!Aちゃんの方が可愛いとおもう!!」
イルマくんが照れながら言った。
あーそのピュアピュアな感じ。
心が浄化されていく気がする。
「二人とも可愛いよもう……!!仲良くなってくれたようで僕嬉しい!!今日は初登校だけどこれなら僕が見てなくても2人でやっていけそうだね〜っ!」
サリバン様がその言葉を言った途端、イルマくんが再び魔茶を吹いてしまった。
隣を見ると冷や汗をかいて縮こまったイルマくんがいた。
うーん、何となく察した。
『(学校行きたくないとか、かな)』
「あっ!あの、っご相談が…」
「ん〜?」
「学校のこと、なんですが…」
「あ、その前に」
「はっ」
サリバン様がパチッと指を鳴らすとこんもりした何かがどこからともなく出てきた。
そしてかかっていた赤い布をとるオペラさん。
そこにはびっしりとプレゼントや本、制服のようなものなどが置かれてあった。
「見てみてイルマくぅん!Aちゃぁん!奮発しちゃった入学祝い〜!!」
「えっ僕に!?」
『私のもある…!』
イルマくんと書かれた名札とAちゃんと書かれた名札があって、それぞれの後ろにものが積まれていた。
「でも昨日も色々もらいましたけど…」
『それに私の分が多い気がするんですが…』
「も〜あれは初孫祝いだよ〜!これは入学祝いだってば!Aちゃんのは次孫祝いと入学祝いの2つ分あるからね!」
『じ、次孫祝い……?!』
「The・過保護ッッ!!!!!」
やはり悪魔は何かと甘すぎるのでは……?!
そんなんでいいの悪魔は...と謎に心配になってきた。
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ユノン - ほかほかごはんさん» オチはダリ先生がいいです! (2023年1月30日 12時) (レス) @page42 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ユノンさん» ユノンさんコメントありがとうございます。更新いたしましたのでお手隙の際に是非読んでいたたけるとうれしいです😌 (2023年1月27日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる! (2023年1月27日 8時) (レス) @page19 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ルーミアさん» ルーミアさんコメントありがとうございます✊参考にさせていただきます!ありがとうございます😌 (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - もち明太子チーズさん» もち明太子チーズさんコメントありがとうございます☺️それは大変ですね…🙄できるだけ更新させていただきます…! (2023年1月25日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほかほかごはん | 作成日時:2023年1月21日 19時