Lv.96＿説教 ページ46
『……シチロウさんのこと一生愛します…』
｢カルエゴくんもね｣
『もちろんです2人とも愛してます…！』
｢はい、ありがとう。ところでAちゃん。｣
なんだか嫌な予感。
シチロウさんの表情、先程までの笑顔とは何か違う。
｢ダリ先生から
｢Aさんから人間なんだ！ってカミングアウトされたんだけどどう思う〜？｣
って聞かれたんだけど、どういうことか説明してもらってもいい？｣
『アー…えと、それは色々と誤解なので気にせず…』
｢答えて？｣
ニコニコだが目の奥が笑ってない。
無言で逃げようとしたががっちり掴まれているため逃げられなかった。
『あ！カルエゴ先生に呼ばれてるから行かなきゃ＿』
｢呼んだか？｣
『ﾋｪ……なんでここに……』
カルエゴ先生を理由に逃げようとすれば何故かこの場にいた。
なぜここにいる。
チラッとシチロウさんをみると思考を読むように｢僕が呼んだんだ｣と言われた。
『な、何故わざわざ』
｢俺も聞かれたからな。真実を確かめねばならん。くっそウザったらしい絡み方しやがって…｣
『お、お口が悪いです事〜…』
｢あ''？｣
『すみません』
あの先生やってくれたな…。
軽そうな人だと思ったけどまさかここまで軽いとは。
他の先生にも言ってるのだろうか。
だとしたら相当不味いのでは？
あの先生が煙たがられるか私が狙われるかのどっちかしかない…。
誰も幸せにならぬぞ、それでいいのかダリ先生。
｢あの先生はあぁ見えて結構しっかりしてるし、
他の先生にAちゃんの名前を出している様子はなかったから、仲がいい僕たちだけに言ったんだと思う。
それにカルエゴくんが誤魔化してくれたみたいだから大丈夫だとは思うけど｣
『ほんとですか！？』
｢でもそれとこれとは話が別だよね？｣
疑問形だが圧が強すぎて否定できない。
控えめに首を縦に振った。
｢Aはもっと危機感を持て！人間の自覚はあんのか？｣
『も、もちろんであります！！』
｢ならその距離の近さは一体なんなんだ！！｣
『え、だってシチロウさんだし…』
｢そういうところだ阿呆！！｣
『ていうか初日に食べようとしてきた人に言われたくないです！！』
｢あ''！？｣
『すみませんでした。その節はどうもお世話になりました』
ダリ先生の件は解決したが、危機感が無さすぎる、と夕方まで説教された。
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ねこまくん - この作品大好きです！！尊すぎて夢主ちゃんが心臓破裂する前に心臓が破裂しそうです………！ (9月17日 7時) (
レス) @page15 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃんさんコメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです🥺今後もダリ先生との絡み増やしていくつもり(というか下書きには既にある)ので乞うご期待下さい🫢 (2023年2月8日 22時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！面白くて、一話から一気読みしてしまいました！個人的にダリ先生の絡みが今のところ好きです…!教師陣大好きなので、他の人との絡みも楽しみにしてます！更新頑張って下さい！ (2023年2月3日 22時) (レス) @page14 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年2月2日 0時
