Lv.90＿激重感情 ページ40
｢(触って…しまった…。Aは暖かいな。…味は…どんなのだろうか…。…っあぁ、蜜のような甘さだ。頭がクラクラする。……もしも口付けをしてしまったら…甘くて暖かくて…とろけそうだ。貴女の全て、全てを知りたい。…貴女の味も匂いも好きな物も全て。)｣
後ろでペロリと指を舐めているアスモデウスのその表情を、アスモデウスが抱えている激重感情を、Aはまだ知らない。
『アズくんもそんな後ろに居ないでこっちおいでよ』
｢言われなくても分かっている。Aを他の奴らに髪6本触れさせるわけにはいかないからな｣
『5本まではセーフ？』
｢なわけないだろう！同じ空気を吸うだけでも許せんと言うのに！｣
『イルマくん助けて』
｢あはは……仲良しだね…｣
……
授業にて
｢すごい、！かえるが透明になった！Aちゃんもみ…………ねて、る？｣
｢A、ここで寝るな。他のものに貴女の寝顔を晒しては…＿＿＿｣
｢Aおきてっ！｣
バシッと誰かに背中を叩かれて瞼を上げる。
私……いつの間に寝てたんだろう。
『んっ……』
｢初めての授業で居眠りなんて…感心しませんね？｣
美人な先生が目の前まで来てそう言った。
『美人、だ…』
｢！？なっ、なにを、い、今言うことじゃないでしょう！｣
思わず口が滑ってしまった。
私は慌ててすみません、と謝る。
｢次はありませんからね！｣と怒りながらその先生は戻って行った。
｢(な、何あの子っ、一体なんのつもりで……っ！カルエゴ先生だけじゃ満足できず私まで誘惑しようと言うの…！？わ、私は教師……ダメよ、しっかりしなきゃ)｣
※Aは、カルエゴ押し倒し事件(Lv.12参照)やカルエゴがAに異様に甘いこと(当社調べ)からAがカルエゴを誘惑したのではないかと1部に噂になっています。
｢……A大丈夫か？｣
｢最近ずっと眠そうだよね？｣
『ん、大丈夫。ごめんね』
魔界に来てからなんだかいつも眠い。
心做しか食欲も増した気がする。
役者っていうのは結構体力がいるもの。
だから体力には自信があったし、夜更かしが日常茶飯事な私はある程度睡眠しなくても大丈夫だった、はず。
でも今は昼夜関係なく眠いし、なんか、体がだるい。
魔界に来た日はいつも通りだったんだけど…
アンリさんに会った日くらいからだろうか、すごく体がだるくて眠くて…
気づけば寝ていることもしばしばあった。
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ねこまくん - この作品大好きです！！尊すぎて夢主ちゃんが心臓破裂する前に心臓が破裂しそうです………！ (9月17日 7時) (
レス) @page15 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃんさんコメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです🥺今後もダリ先生との絡み増やしていくつもり(というか下書きには既にある)ので乞うご期待下さい🫢 (2023年2月8日 22時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！面白くて、一話から一気読みしてしまいました！個人的にダリ先生の絡みが今のところ好きです…!教師陣大好きなので、他の人との絡みも楽しみにしてます！更新頑張って下さい！ (2023年2月3日 22時) (レス) @page14 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年2月2日 0時
