Lv.130 ページ30
『ふふ、アズくん暖かい。毎朝教室に向かう時ギューしてるようなもんでしょ?こんなんでいちいち嫌いにならないって』
私がそういえばアズくんが「A様っ!!」と泣きながら私を強く抱き締めた。
これは余談だが翌日からところ構わず抱きついてくるアスモデウスになることをAはまだ知らない。
しばらくの間抱きしめあってるとグイッとクララちゃんに引っペがされた。
「アズアズばっかずるい!!」
「貴様!!A様との大事な時間を邪魔するんじゃない!!」
『ごめんねクララちゃん、おいで。ていうかアズくん、その私に対する敬語と様付けはなんなの、?』
抱きついてきたクララちゃんの頭を撫でながらアズくんにそう聞いた。
「……距離をとった方がいいのかと、」
『距離とったら嫌いになる』
「なッ!?貴女には嫌われたくない…っ!!Aがそう望むのなら今まで通り接する、から…頼む、嫌いにならないでくれ…」
『大袈裟だなぁ……嫌いにならないってば。そっちのアズくんの方が好きだな、私』
「……っ、貴女には敵わないな」
困った顔でアズくんが笑った。
やはり綺麗だと思った。
そんなこんなで二人と話してるとクララちゃんを抱きしめている腕をイルマくんに掴まれた。
「……」
『……』
「……2人ばっかりずるい、よ」
頬を膨らませてイルマくんが言った。
それがもう可愛すぎて喧嘩中とか関係なく思いっきりイルマくんを抱きしめた。
『ごめん、ごめんね、っ話したかったよ、!!変な意地張ってご''め''ん''っ''ん''ん''!!』
我慢してた感情が爆発して抱きつきながら泣いてしまった。
そんな私を強く抱き締めながらイルマくんは「僕も…」と口を開いた。
「僕も、ごめん、!!ずっと謝ろうと思ってたんだけど勇気が出なくて、っ!こうやってちゃんと話が出来て嬉しい、ごめんね、ほんとにごめん」
2人して泣きながら抱きしめあった。
なんかさっきからすごいシャッター音が聞こえるけど今は気づいていないふりをしておこう。
あとで携帯拝見するからねソイくん、アズくん。
「2人とも仲直り出来て良かったね〜」
『「おじいちゃん/サリバン様!?」』
「はァい!おじいちゃんだよ〜ッ!もう夜遅いから迎えに来ちゃった!」
『す、すみませんご迷惑をおかけして…』
「だいじょーぶ、だいじょーぶ!孫は迷惑かけてなんぼだよ!!手がかかるほど可愛いっていうしッ!!」
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ほかほかごはん(プロフ) - あさん» あさんコメントありがとうございます。わああああ!!それは私もみたい、みたいです!!かきます!!! (2023年2月18日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - 推し尊いさん» こちらこそ読んで頂きありがとうございます✌️ (2023年2月18日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - マリアさん» マリアさんコメントありがとうございます!ダリ先生ってたくさんのえ っちな可能性を秘めてると思うんですよね…うふふ。このコメントで頑張れちゃいますありがとうございます😚 (2023年2月18日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
あ - めちゃくちゃすきです。宜しければ夢主様の悪周期姿が見たいです。 (2023年2月15日 10時) (レス) id: ab7be6f3e6 (このIDを非表示/違反報告)
推し尊い - ほかほかごはんさん» お返事ありがとうございます!!!そうですよね!!!この教師統括イケメンだし色気やばいし可愛いしで最高なんだが!?!?作者様の方が神ですよ(^-^)作品を作っていただきありがとうございます!!!!! (2023年2月14日 18時) (レス) id: cc7697f806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほかほかごはん | 作成日時:2023年2月10日 15時