Lv.129 ページ29
振り払われると思ったが、案外そのままにしてくれたのでソイくんに甘えて袖を掴ませてもらうことにした。
いくらか落ち着いたので訳を聞いてみるとどうやらずっと私を探し回っていたらしい。
本当は放っとこうと思ったらしいのだが、クララちゃんが泣きながら｢喧嘩やだ！！明日登校一緒にするの！！｣と2人に縋り着いたため、全力で探してくれたのだと言う。
つまり2人は仲直りしたくなかったってこと？と聞けば全力で否定された。
アズくん曰く合わせる顔がなかったとのこと。
2度も襲いそうになったことで嫌われたのではいか、と不安になったと。
逃げるのは良くないと知っていても真正面から嫌いだと言われてしまえばもう立ち直れる気がしないと、目に涙を浮かべながら言われた。
…アズくんこんな顔できたんだ。
＿＿綺麗
そんな場違いなことを思ったがこのままだとアズくんが号泣しそう(想像つかないけど)なので慌てて抱きしめた。
ちなみにソイくんはアズくんの泣き顔と私が抱きついた写真撮ってた。
後でアズくんの写真だけもらって携帯ぶっ壊さなきゃ。
『私はアズくんを嫌いになんてならないよ。なんなら私、不安だったんだ』
｢なぜ、ですか……？｣
『ほら、アズくんって優しいじゃん？それに勉強もできて顔も良くて…あとスタイルもいいしそれから＿＿』
｢Aさん……ッ！！もういいですッ！！｣
真っ赤な顔で私の言葉を遮るアズくん。
照れてるようだ。
かわいい。
『……まぁとりあえずアズくんはハイスペックだから、世の女子がほっとかないわけでしょ？だから私はただ遊ばれてるのかなって』
｢そんなことございません…！Aさんが居れば他の奴らなど目にも入りません、っ｣
『……あとイルマくんに近づく為に利用されてるのかなって』
｢！？確かにイルマ様は血の契約を交わした大切な''オトモダチ''ですが、それは貴女も同じです。貴女を利用するなど断固両断。お願いです、信じていただけないでしょうか…っ｣
『うん、信じてるよ。今のアズくん見てればわかる。いつもありがとう、そしてごめんね』
｢私の方こそ……｣
『うん。仲直り、しよ？』
｢……っありがとうございます！｣
ぎゅーっとアズくんに抱きしめられる。
わたしも抱きしめ返そうとするとバッと離れてしまった。
｢す、っすみません、わたしはまた…。っ！？｣
何か言ってるアズくんだったけどそれを無視して彼の胸の中に飛び込んだ。
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ほかほかごはん(プロフ) - あさん» あさんコメントありがとうございます。わああああ！！それは私もみたい、みたいです！！かきます！！！ (2023年2月18日 14時) (
レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - 推し尊いさん» こちらこそ読んで頂きありがとうございます✌️ (2023年2月18日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - マリアさん» マリアさんコメントありがとうございます！ダリ先生ってたくさんのえ っちな可能性を秘めてると思うんですよね…うふふ。このコメントで頑張れちゃいますありがとうございます😚 (2023年2月18日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
あ - めちゃくちゃすきです。宜しければ夢主様の悪周期姿が見たいです。 (2023年2月15日 10時) (レス) id: ab7be6f3e6 (このIDを非表示/違反報告)
推し尊い - ほかほかごはんさん» お返事ありがとうございます!!!そうですよね!!!この教師統括イケメンだし色気やばいし可愛いしで最高なんだが!?!?作者様の方が神ですよ(^-^)作品を作っていただきありがとうございます!!!!! (2023年2月14日 18時) (レス) id: cc7697f806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年2月10日 15時
