Lv.126 ページ26
『え、えっと、名前で呼んで欲しいならせめて名前教えてくれないかな…』
｢だからなんで見えてるの？？？？｣
……
『名前は？』
｢……プルソン・ソイ｣
『ソイソイね、よろしく。私はA。好きに呼んで』
｢……｣
『……』
｢え、呼ばなきゃだめ？｣
『あ、いや、呼びたくないなら…いいけど』
｢そんな顔されたら呼ぶしかないじゃん。Aね、A。これでいい？いいよね？｣
『な、なんか雑…』
彼を引き止めたあと、再びマシンガントークが始まった。
このままじゃまともに会話が出来ないと思った私は一問一答形式でお話をすることにした。
『ね、1個だけ偏見言っていい？』
｢うん｣
『ソイソイって趣味覗き見と盗み聞きが趣味って感じする』
｢……｣
『私が悪かったから無言でどっか行こうとしないで』
事ある事に無言でどこかに行こうとするソイソイの腕を掴む。
この流れ何回目だろう。
｢僕からも聞いていい？｣
『うん』
｢なんで僕のこと見えてるの？もしかして僕、上手く消えてると思いきや本当は全然消えてない？そんなに家系能力扱うの下手だったかな。僕のこと認識してくれてるのは嬉しいけど家計能力きちんと扱えてないってなるとすごい悲しいって言うか複雑なきもちというか｣
『ストップストップ』
｢あ、うんごめん｣
『だからどこかに行こうとしないで！？』
もう引き止めるとも面倒なので手首を掴んだままにしておこう。
これで逃げられない。
｢あの、これ｣
『離さないからね。とりあえずソイソイの家系能力がどんなのかは知らないけど、私からしたらソイソイはいつもそこに居るし、姿が消えたことなんて1度もないよ。』
｢え…シンプルに皆に無視されてたってこと？｣
『違う違う。ソイソイの家系能力の使い方が下手くそなんじゃなくて私が見えちゃうだけ。他の人には見えてないと思うよ。』
｢なにその私には幽霊が見えますよみたいな話｣
『はい？？』
｢すみません｣
『なんか知らないけど魔力が関わるもの全般効かないんだよね。だからソイソイの姿も見えるんだと思う』
｢意味わかんない。チートじゃん。あ、だから登校初日のときアスモデウスくんの攻撃効かなかったんだ。てことはあの時勘違いされてたの？ウケる｣
やっぱ思ってたんと違う。
いい意味で裏切られた。
案外ノリいいしめっちゃおしゃべりさん。
もっと早く仲良くしとけばよかった。
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ほかほかごはん(プロフ) - あさん» あさんコメントありがとうございます。わああああ！！それは私もみたい、みたいです！！かきます！！！ (2023年2月18日 14時) (
レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - 推し尊いさん» こちらこそ読んで頂きありがとうございます✌️ (2023年2月18日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - マリアさん» マリアさんコメントありがとうございます！ダリ先生ってたくさんのえ っちな可能性を秘めてると思うんですよね…うふふ。このコメントで頑張れちゃいますありがとうございます😚 (2023年2月18日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
あ - めちゃくちゃすきです。宜しければ夢主様の悪周期姿が見たいです。 (2023年2月15日 10時) (レス) id: ab7be6f3e6 (このIDを非表示/違反報告)
推し尊い - ほかほかごはんさん» お返事ありがとうございます!!!そうですよね!!!この教師統括イケメンだし色気やばいし可愛いしで最高なんだが!?!?作者様の方が神ですよ(^-^)作品を作っていただきありがとうございます!!!!! (2023年2月14日 18時) (レス) id: cc7697f806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年2月10日 15時
