Lv.112 ページ12
しばらくそのままの体制でいると悪魔さんから何かが落ちた。
悪魔さんが私の手を離して慌てて拾おうとしたが先にイルマくんが拾った。
｢あ、それは…｣
｢ん？……わぁ！！懐かしい！！初恋メモリーだ！！｣
『え！？初恋メモリー！？』
｢Aちゃんも知ってるの？｣
初恋メモリーってともちゃんが描いて毎日のように読ませてきた漫画…！？
自分でネタを考えているのか、と聞いた時イルマくんがよく音読している漫画だよとかなんとかほざいた気がする。
あの時はとうとう推しに会えなすぎて頭がイカれたのかと思ったけど…
まさか本当に…？
イルマくんの横から中身を覗くと毎日のように見せられていた内容と全く同じ内容が描かれていた。
『うそ、すごい…。私これ、毎日のように読んでた…』
｢ほんと！？僕、この本すごい好きなんだ…！というか…アシスタントしたことあるんだよな〜。懐かしい…｣
すごい。ともちゃんのあまりの再現度の高さに感動してしまう。
だって再現度高すぎて全く同じ本を読んでいる気分だもん。
｢1巻のここのふたりがあーだこーで…｣
『あ、私ここ好き…！！』
ここの続き、途中で途切れてて気になってたんだよね。
多分原作には登場してなかったんだろうな。
しばらくの間イルマくんと初恋メモリーで盛り上がる。
｢貴様ら…やはり！！｣
『あ！！ここ！！ここの桜の木の下で告白するシーンめっちゃいいよね！？』
｢うんうん！かけるくんとりんちゃんの距離がグッと近づくというか…｣
｢…！！貴様ら…その本が読めるのか？｣
『そりゃ母国語ですもん！』
｢はい！でもなんでこんな所に初恋メモリーがあるんです？だって、ここ魔界＿＿……｣
『｢(ここ魔界だ)｣』
2人ともテンションが上がっていて忘れていたがここは魔界。
うっかりくちをすべらせてしまった。
｢あ、っいまのは！！その！！｣
『なんかほら！！はい！！えと！！……え？』
慌てて弁解しようとするが、悪魔さんの顔を見るとキラキラした瞳でこちらを見ていて思わず言葉が詰まる。
え、何この悪魔さんすっごい可愛い。
美人なだけじゃなくすごく可愛い顔も持ってるの。
｢よ！め！る！の！だ！な！？｣
『｢は、はい！！｣』
｢ではこれはなんと読む？｣
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ほかほかごはん(プロフ) - あさん» あさんコメントありがとうございます。わああああ！！それは私もみたい、みたいです！！かきます！！！ (2023年2月18日 14時) (
レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - 推し尊いさん» こちらこそ読んで頂きありがとうございます✌️ (2023年2月18日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - マリアさん» マリアさんコメントありがとうございます！ダリ先生ってたくさんのえ っちな可能性を秘めてると思うんですよね…うふふ。このコメントで頑張れちゃいますありがとうございます😚 (2023年2月18日 14時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
あ - めちゃくちゃすきです。宜しければ夢主様の悪周期姿が見たいです。 (2023年2月15日 10時) (レス) id: ab7be6f3e6 (このIDを非表示/違反報告)
推し尊い - ほかほかごはんさん» お返事ありがとうございます!!!そうですよね!!!この教師統括イケメンだし色気やばいし可愛いしで最高なんだが!?!?作者様の方が神ですよ(^-^)作品を作っていただきありがとうございます!!!!! (2023年2月14日 18時) (レス) id: cc7697f806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年2月10日 15時
