第42話 ページ42
.
病院に着くと、陣痛室に案内されベッドに座り病院の人が色々してくれる。
A「痛っ」
だんだんと痛みが強くなり、間隔も狭くなっていっていた。
その痛みが辛くて、涙も溢れてきそうになる。
エイジ「A」
目の前に立っていたえいちゃんがベットに膝立ちで上がり、私を抱き寄せてくれる。
A「えいちゃん」
止まらない涙にずっと頭を撫でてくれていて、空も背中をさすったりマッサージしてくれる。
エイジ「痛いね、偉いよ」
A「えいちゃ〜んっ」
もうなんでこんなに私を扱うのが上手いのか、
本当に助けられた。
A「いだい〜」
ふぅ、と横になっていた私は痛みに耐える。
その間、えいちゃんは背中をマッサージしてくれていた。
A「長い時間ありがとう、辛いなら休んでいいよ」
リクヲ「変わるよ」
エイジ「俺は全然大丈夫だよ、Aが痛がってるの見るといてもたっても居られなくなる」
そのまま10時間ほど経ったピークぐらいの痛みの頃、看護師さんが入ってきた。
看護師「病院の服捲るのでお連れ様達は後ろ向いていてください。」
看護師が私のズボンを下ろし、覗く。
看護師「全開だわ!!もうお連れさんこっち向いていいですよ、先生呼んできますね」
A「えいちゃん、怖い」
エイジ「大丈夫、付いてるから」
先生「Aさん、今から分娩室に向かいます。旦那さんも来ますか?」
A「えいちゃんお願い、来て」
エイジ「大丈夫?」
A「うん」
先生「では旦那さんもこちらへ」
そらたちもえいちゃんの後ろに着いてきて、分娩室に着くと3人に「頑張ってくるね」と伝えた。
111人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うんこ - ハッピーエンドがいいです (2019年4月8日 18時) (レス) id: ee0beeb221 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - ハッピーエンドがいいです (2019年2月17日 18時) (レス) id: d4d827a76f (このIDを非表示/違反報告)
彩乃(プロフ) - ハッピーエンドがいいです。 (2019年2月17日 17時) (レス) id: 660abef842 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たるますちっく | 作成日時:2019年1月26日 10時