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第41話 ページ41

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A「結構買ったね」




アバハウスに着き、持って帰れるだけ持って帰った荷物を玄関に積み上げていく。





エイジ「奮発しちゃったな〜」




いやぁ〜と頭を掻くえいちゃんに「ありがとう」と言って、全ての荷物をリビングに置いていく。






A「今日もなっちゃん元気だね〜」






今日は1番、胎動を感じた日だった。







リクヲ「なっちゃ〜ん」




最近は名前にも反応してくれるようになったなっちゃん。




「えいえい」と人差し指でえいちゃんとみっくんが私のお腹に突っつくと、またポコポコと動き回る。







A「い''っっ!」





今までとは違う痛みに言葉が発せなくなる。






ツリメ「えっ!?A!?」





1番驚いていたのはみっくんで、えいちゃんも「大丈夫!?」とワナワナしている。






A「ごめん...痛くて...あまり話せない」





腰をずっと摩ってくれて手を握ってくれるえいちゃん。






りっくんはたまたま手に持っていたタオルをどうぞ、と渡してくれる。









2〜3分経った頃、痛みが落ち着いたので「ありがとう」と伝える。






エイジ「痛みはどう?」


A「いつもよりも結構痛くて...」







お腹が重たいからか、痛みが重くなっていた。






それからまた1時間ほどあと、痛みが襲ってくる。




お風呂に入っていたので、壁に寄りかかって痛みが去るのを待つ。





「あれ?もしかして...」と念の為、痛みが収まり風呂から出てあとにスマホで記録を残す。






それからだんだんと痛む回数が増えてきて、電話で婦人科の人に連絡をする。





スピーカーにして電話をすると、4人とも駆け寄ってきて電話を聞いていた。





「あ、じゃあ病院に来てください」





電話からその言葉が聞こえ、「いくか」とえいちゃんが手を繋いでいく。





タクシーに乗り込むと、空が助手席に、りっくんみっくんと入って行き、私はえいちゃんの膝の上に座った。





A「ごめんね、重くて」


エイジ「こんなん軽いわ」





車で20分の間、私はえいちゃんに抱きしめられていた。

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うんこ - ハッピーエンドがいいです (2019年4月8日 18時) (レス) id: ee0beeb221 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - ハッピーエンドがいいです (2019年2月17日 18時) (レス) id: d4d827a76f (このIDを非表示/違反報告)
彩乃(プロフ) - ハッピーエンドがいいです。 (2019年2月17日 17時) (レス) id: 660abef842 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たるますちっく | 作成日時:2019年1月26日 10時

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